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韓国の京畿道(道は日本でいう都道府県)で2024年10月下旬、「AI and Humanomics」をテーマとしたフォーラムと生成AIで制作した映像コンテンツの国際映画祭「KOREA INTERNATIONAL AI FILM FESTIVAL (K-AIFF)」が開催された。ソウルを囲い込むような形をしている京畿道は韓国で最も人口が多い自治体である。Samsung Electronics(サムスン電子)やSK Hynix(SKハイニックス)、インターネットサービス会社のNAVER、通信キャリアのKTなどの大手とAI関連会社2万社以上が京畿道に本社を置いている。韓国内で京畿道は首都ソウルに続くAI産業の中心地の位置づけであり、AIサービスのために必要なデータセンターも積極的に誘致している。韓国政府が指定したAI専門大学院19校の中で3校が京畿道にあり、ソウルの次に多い。AI人材の育成にも熱心な自治体である。
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
《日経Robo》 2024. 11.
-Original column
京畿道で「AIとHumanomics」フォーラム、画像生成AIコンテンツの国際映画祭も | 日経Robotics(日経ロボティクス)