韓国の「背骨ブレーカー」って何?

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GUCCIは10代をターゲットに仮想のアバター着せ替えアイテムも販売している(GUCCI提供)
GUCCIは10代をターゲットに仮想のアバター着せ替えアイテムも販売している(GUCCI提供)

 韓国で高級ブランドのダウンコートが中高生に流行し「トゥンゴル(背骨)ブレーカー」と呼ばれている。子供のために骨身を削って働くことを韓国では背骨が曲がると表現する。曲がるどころか折れてしまうほど高額なのにはやる商品を「背骨ブレーカー」と呼ぶようになった。

 きっかけは2011年。米国のアウトドアブランド「THE NORTH FACE」のダウンコートが大ブームになった。数十万ウォンするが、着ないと仲間に入れてもらえないと子供が泣き、それ…

残り328文字(全文546文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

週刊エコノミスト

2023. 12 .

-Original column

ワールドウオッチ:韓国の「背骨ブレーカー」って何? 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online (mainichi.jp)

韓国政府が若者のコメ離れ対策で全国144大学の朝定食を1000ウォンに

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コンビニ「GS25」では朝の時間帯におにぎりや弁当などご飯類を割り引きしている GSretail提供
コンビニ「GS25」では朝の時間帯におにぎりや弁当などご飯類を割り引きしている GSretail提供

 10月5日に韓国統計庁が公開した「消費者物価動向」によると、9月の物価は前年同月比3.7%上昇した。特に果物は24.4%もの値上がり。食材を含め国民が頻繁に購入する144品目の物価を調べた生活物価指数は4.4%上昇した。

 ソーシャルメディアでは「値上がりしないのは給料と米だけ」といわれるほどだが、ついにその米も値上げが始まった。2022年9月に80キロ当たり約16万ウォンだった産地価格は、23年9月に20万ウォンを超えた。

 ただし、米に関しては生産量減少による値上げで、政府は米の消費を奨励するキャンペーンを数多く実施している。韓国人の1人当たり年間米消費量は22年に56.7キロ。1982年の156.5キロから右肩下がりである。特に、70代以上の米消費を100とすると20代以下は30で、若い世代は米を食べなくなった。

残り215文字(全文578文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

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2023. 10 .

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ワールドウオッチ:韓国政府が若者のコメ離れ対策で全国144大学の朝定食を1000ウォンに 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online (mainichi.jp)

韓国のチキンはロボットが2度揚げる

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フライドチキンを揚げて油を切るロボット KYOCHON F&B提供
フライドチキンを揚げて油を切るロボット KYOCHON F&B提供

 物価高の中、人件費を抑えたい韓国の外食業界で調理ロボットを導入する事例が増えている。特に積極的なのがフライドチキンのフランチャイズである。

 韓国ではどの家庭もフライドチキンのデリバリーを日常的に利用する。公正取引委員会の統計によると、2021年末時点でフライドチキンは683のブランドがあり、加盟店数は2万9373店で前年比13.6%増加した。ブランド数が多いだけに、ロボット導入が差別化戦略の一つになっている。また、油を使う調理での調理員…

残り333文字(全文554文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

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2023. 9 .

-Original column

ワールドウオッチ:韓国のチキンはロボットが2度揚げる 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online (mainichi.jp)

韓国Z世代に高級Bingsu人気 1皿1万円超も

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12万6000ウォンのBingsu フォーシーズンズホテルソウル提供
12万6000ウォンのBingsu フォーシーズンズホテルソウル提供

 キムチ、プルコギ、ビビンバなど世界知的所有権機関(WIPO)に登録されるほど有名な韓国の伝統料理。最近はそれだけでなく、SNS経由で韓国Z世代に人気のブルダック(激辛麺)、ロゼトッポッキ(餅とコチュジャンとホワイトソースを混ぜたトッポッキ)、K-Hotdog(ハットグ)なども世界に広がっている。

 今年は牛乳を凍らせて削ったかき氷に小豆・果物・餅・アイスクリームなど山盛りのトッピングを載せるBingsu(ビンス)がヒットしそうだ。ビンスはゆでた小豆と果物をの…

残り347文字(全文578文字)

週刊エコノミスト

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趙 章恩=(ITジャーナリスト)

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2023. 7 .

-Original column

ワールドウオッチ:韓国Z世代に高級Bingsu人気 1皿1万円超も 趙章恩 | 週刊エコノミスト Online (mainichi.jp)

激減しつつ変身もし続ける韓国の文具店

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 韓国では激減した文具店が新業態に活路を見いだしている。韓国統計庁によると、1999年に全国で約2.7万店あった文具店が2023年5月には約8000店まで減少した。理由は少子化だけではない。憲法で義務教育は無償と定めているとして、教科書のほかに制服、体操着、給食、学習に必要な文具類なども国が無償で提供するようになったのだ。

 11年からは全国の学校が授業に必要な物を一括購入して生徒に提供する「学習準備物支援制度」が始まった。地域の文具店から購入する学校もあるが、ほとんどは公開入札で最低価格落札方式を採用しているため、大型流通会社の方が有利である。

残り280文字(全文555文字)

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

週刊エコノミスト

2023. 5 .

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230606/se1/00m/020/062000c

韓国Z世代にハイボールブーム

 新型コロナウイルス禍以降、家飲みが定着した韓国で、1990年代半ば以降に生まれたZ世代を中心にハイボールがはやっている。韓国ではよく焼酎とビールを混ぜた「ソメク」を飲むが、ハイボールはそれよりアルコール度数が低く、果汁や紅茶を混ぜて自分で好みの味に仕上げられるところが人気だ。自分のハイボールレシピをSNSに投稿する人も多い。ハイボールはフォトジェニックでおしゃれな、カクテルのような位置付けといえる。

 大手スーパーのEMARTでは今年1~2月、ジンロのような韓国の焼酎の売り上げより洋酒(ウイスキー、ブランデーなど)の方が4%ほど多かった。焼酎より洋酒が売れたのは初めてだ。洋酒を購入した人は30代以下が39.4%、40代24.3%、50代17.1%と若年層が多かった。ハイボール人気を裏付けるように、2022年のウイスキー輸入額は2億6684万ドルで前年比52.2%増加した(関税庁統計)。

残り175文字(全文573文字)

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2023. 4 .

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230418/se1/00m/020/070000c

韓国のペット医療費は病院次第 透明化の動きも

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韓国でペットの増加に伴い動物病院の医療費透明化が課題になっている。農林畜産食品部(部は省に当たる)によると、2022年時点でペットを飼っている家庭は25.4%、平均費用は1頭1カ月当たり約15.4万ウォン(約1万6000円)で3分の1が医療費だった。国会の調査で、動物病院の診療費や検査費、手術費などに最大80倍の差があることもわかった。

 韓国では1999年から動物病院の自由競争が認められ、すべての医療費は獣医が自由に決めている。だが、「病院によって差がありすぎる」「算定基準を明確にすべきだ」という声が長年出ていた。

残り287文字(全文548文字)

週刊エコノミスト

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2023. 3 .

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230314/se1/00m/020/060000c

韓国のお歳暮はモバイルギフト券が人気

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 1月21日から24日は韓国のソルラル(正月)の連休だった。韓国も年末年始には親戚にお歳暮を贈るが、今年もスマートフォン経由で送信し、受け取った人がお店で商品と引き換えできるモバイルギフト券が人気だった。コンビニで使える少額ギフトからホテル宿泊券やブランド商品まで幅広くそろい、電話番号かメッセンジャーアプリのIDさえ知っていれば気軽に贈れる。以前は、お歳暮は直接会って渡すものだとモバイルギフトを嫌がる人もいたが、非接触型社会が続き文化が変わ…

残り335文字(全文557文字)

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2023. 2.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230221/se1/00m/020/062000c

韓国がW杯“ソフトパワー部門”で準優勝

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 2022年のサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で、韓国はグループリーグを突破してベスト16入りした。それだけでなく、米経済誌『フォーチュン』が選定したW杯のソフトパワー・ランキングで、フランスに次ぐ2位になったことが話題を呼んでいる。

 ソフトパワーは外交政策の概念で、軍事力などのハードパワーに対し、文化などの魅力によって世界に訴えかける力を指す。今回のW杯では、開会式で韓国のアイドルグループBTSのJungKook(ジョングク)さんが、公式…

残り342文字(全文570文字)

週刊エコノミスト

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週刊エコノミスト

2023. 1.

-Original column

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230124/se1/00m/020/066000c

韓国のキムチ輸出が絶好調 対米出荷は過去最高

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 韓国の冬はキムチで始まる。気温が5度以下になると1年間食べるキムチを大量に漬ける「キムジャン」をする。全国各地の福祉団体や大手企業もキムジャンをし、一人暮らしの高齢者や低所得層におすそ分けするのが毎年の恒例行事だ。

 ところが、韓国農村経済研究院の調査では、家でキムチを漬ける家庭は6割程度、キムチを食べる量も1人当たり1日平均112.4グラム(2008年)から89.2グラム(18年)に減少した。

 食生活の変化で韓国内の消費量は減る一方、輸出は好調だ。農林畜産食品部(部は省に当たる)によると、キムチを含む農産品と農産物加工品の輸出総額は過去最高を更新する勢いで、22年1~11月は80.8億ドル(同4.0%増)。年末には90億ドルを見込んでいる。キムチ輸出対象国は12年の62カ国から22年には89カ国に増加した。22年は特に対米キムチ輸出が伸び、1~11月は輸出量7991トン(前年同期比9.…

残り192文字(全文591文字)

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趙 章恩(ITジャーナリスト)

 

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2022. 12 .

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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20230103/se1/00m/020/072000c