大学路のステキな散歩道

 
マロニエ公園を抜けて奥へと進みます。











  •  
    坂の上にある壁画。モザイクで作ったラクダは必見です!











  •  
    ナクサン公園の階段から振り返ると、ソウルタワーが目の前に~。











  •  
    城郭から見下ろした風景です。












  •  城郭から見た夕暮れはアニメの一場面のようで、どこか懐かしく感じます。











  •  
    城郭に沿って歩いていくと東大門市場です。











  •  
    終着地の東大門市場。名物のタッカンマリを食べに行きましょう~。


    小劇場とカフェが密集する芸術の街。ソウルの大学路(テハンノ)をご存知ですか?

    秋のマロニエ通りはとってもきれいで、必須のデートコースでもあります。移り変わりの早いソウルで、1960年代から続くカフェが残っているのも大学路ならではの風景です。


    マロニエ公園の向かい側にあるハクリムタバン(学林茶房)は、1956年から続く老舗喫茶店。ソウル大学の学園祭の名称だった「学林祭」が名前の由来です。今でも著名な文人や芸術家が通う風格のある喫茶なんです。


    大学路は、大学があるわけでもないのになぜ「大学路」なのでしょう? 今はソウルの南にある巨大な敷地へと移転しましましたが、1975年まで、ここにはソウル国立大学がありました。その跡地にマロニエ公園や劇場が建てられ、今ではソウル大の病院だけが残っています。日本の東大に負けず、韓国全国各地から秀才が集まる憧れのソウル大学があったことから、自然と大学路と呼ばれるようになったのですね。


    この大学路にはもうひとつ、それはそれはステキな散歩道があるんです。ドラマのロケ地としても頻繁に登場する場所、ソウルでは残り少なくなってしまった一戸建ての住宅街とビルの夜景をいっぺんに見下ろせる、絶好のスポットをご紹介しましょう。


    大学路といえばマロニエ公園。まずは、駅から公園方向へ歩き出します。公園の手前で左に折れ、公園を右手にしてまっすぐ路地を進みます。赤いレンガのカフェを過ぎてまた右に曲がります。狭い路地裏を進み、青い看板の中小企業銀行のところで左に曲がると、すごい坂があるので、そこを上ります。


    坂道の左右には、古い一戸建てのあいだにビンテージ古着を売るショップや開業50年は軽く経っていそうな骨董品屋さん、キラキラのアクセサリーを並べたひと坪もないような小さなショップなどが建ち並び、ついこっちに行ったりあっちに行ったり、寄り道をしてしまい坂をまっすぐに上れません。


    坂の上にある灰色の壁には、一面にモザイクのらくだや本物と間違えてしまうほどリアルなお花の絵が描かれています。これは若い画家達がボランティアで描いてくれたものだそうです。


    坂を上りきったところの左側に階段がありますが、この階段の上がナクサン公園、目的地です。


    階段をゆっくり上ると広場があります。さらに奥にある階段で上へ上へと上ります。運動不足の私にはかなりきつい階段でしたが、どんなにゆっくり歩いても、15分はかかりません。階段が苦手な方は、階段の左のスロープになっている散歩道を利用しましょう。


    ナクサン公園は風水的に見ると朝鮮王朝を守る左青龍にあたる位置にあるため、昔から大事にされてきた場所でした。朝鮮時代の城郭が残っている公園で、景色がキレイだとは聞いてましたが、この都心の中にこんな静かな緑があったなんて! 初めてこの公園に来たときには驚いてしまいました。


    途中、階段からうしろを振り返ると~すごい! 遠くには屏風のように山脈が続き、坂を埋め尽くしている一戸建てから明洞のビルまで、手に取れるほど近くに見えるじゃありませんか! よし! 力を振り絞ってあともう少し! ついに頂上です。


    頂上には朝鮮時代の長い城郭が残っていました。この城郭によじ登ると、ちょうど夕日が沈むころ。風が清々しく気持ちいい!


    ここから見下ろすソウルの街は、まるでアニメの一場面のようで懐かしい感じがします。左には80年代風の古い下町が、右には高層ビル群が見えます。ここは高層ビルの屋上と同じぐらいの高さです。山の向こうはまだ青い空と雲が残っています。夕日を反射してオレンジ色にキラキラ光るビルと、朝鮮時代の城郭が共存するソウル……この街を愛さずにはいられません。


    城郭に沿って歩き出すと、階段とは別の道が現われます。ゲートを出て右へ続く坂道を降りていくと、学校があり、小さな公園やベンチがいくつもあります。「まだ人が住んでいるのかな?」と、びっくりしてしまうほど古い韓屋も並んでいます。どの家の庭にも、かぼちゃやねぎ、唐辛子、サンチュがびっしり植えられていました。公園では近所のみなさんが料理を持ち寄り、大きなボールにビビンバを作って食べていました。楽しそう! こういう景色とふれあいがある下町に住んでみたくなります。


    城郭と韓屋の間にある散歩道を歩いて、30分ほどで東大門市場に到着しました。


    雲が流れる音しかしないような静かな坂の上から降りてきたせいか、東大門市場の騒音を聞いた瞬間、朝鮮時代からやってきた浦島太郎になった気分でした。


    韓国はこの秋、「歩く旅」が流行っています。大学路でミュージカルを観て、昔ながらのカフェでお茶して、坂の上の城壁を散歩して、東大門市場でおいしいタッカンマリを食べて(「タッカンマリ」は「鶏1羽」という意味で、鶏の水炊きのようなものです。肉を辛いソースにつけて食べてから、汁にうどんを入れて食べたりします)、ショッピングまですれば、充実した1日になること間違いありません!


  • 韓国で大ブームのオートキャンピング



     
    オートキャンプ場はこんな感じです。広い運動場のようにも見えます。












  •  
    到着したら真っ先に、たき火をしてバーベキューの準備にとりかかります。












  •  
    漢江になるナンジキャンピング場の入口。漢江の夕暮れを見つめながらのバーベキューはいかがですか?









  • まったく不景気には見えないほど活気にあふれている韓国。でもやっぱり、失業やワーキングプアが問題となっています。「節約! 節約!」が一番のこの時期、夏の休暇も秋の行楽も、お金をかけずに楽しむためのノウハウがテレビや新聞で紹介されています。


    実家に帰る(顔を見せるだけで親孝行、さらにお土産もいっぱいもらえる)、自転車で全国一周(ダイエットにもなる)、とにかく歩く! といった古典的な方法以外にも、田舎で民宿しながら農業を体験できるファームステイ、お寺でじっくり座禅と瞑想、自分磨きができるテンプルステイ、森の中でのキャンピングなどが紹介されていました。


    テンプルステイや、伝統屋敷である韓屋を利用した民宿はヨン様の本「韓国の美をたどる旅」でも紹介され、さらに注目を浴びています。その中でもこの秋、韓国でブームになっているのは「歩く旅」と「オートキャンピング」です。


    歩く旅は済州島のオルレキル(オルレ道)が有名ですよね。エコやWell-being、ロハス、スローライフといった言葉が生活に定着してから、みんな自然を守りながら楽しむことの重要さに気がつきました。ヨン様もしきりに「何よりも大切なのは自然、ちゃんと守って後世に残してあげないといけない」というような話をされていますが、まさにそのとおりです。


    オートキャンピングは車にテントとバーベキューセットを詰め込んで、山や川に出かけるキャンプの旅のことです。あまり動かなくてもいい……ということで、私はオートキャンピングを選びました。


    目的地はソウルから東北へ2時間以内で行けるカピョン(加平)のチュンミサン(仲美山)です。深い森が残っていて渓谷もあり、漢江の上流にあたる清浄地域として知られているところです。世界キャンプフェスティバルのような大規模なイベントも、カピョン一帯にあるキャンプ場で開催されたんですよ。


    しかし! 土曜日の午後、あまりにも道が渋滞してしまいギブアップ! カピョンまでは行けず、途中のテソンリ(大成里)で車を止めました。この頃は全国どこに行ってもキャンプ場があるので、近くにあるテソンリオートキャンプ場へ入りました。テントひとつあたり1泊2万Wです。


    テソンリといえば、大学生のMTの名所です(MTは「メンバーシップトレーニング」の頭文字を取ったもので、合宿のようなもの。「ニッコリアTV」でも紹介しているのでご覧ください)。目の前に広がる北漢江には、水上スキーやバナナボートに乗ったり、自転車をレンタルして川沿いを走ったりできるレジャー施設が揃っています。


    テソンリまで来て気付いたことですが、ソウルの漢江にあるナンジキャンプ場のほうがよかったかも!


    ナンジキャンプ場は、2002年のワールドカップのとき、ホテルがとれなかった外国人のために作られた施設なのですが、漢江が見渡せる公園の中に、ずらっとテントが並んでいる光景を見たことはありませんか? ワールドカップ競技場から8776番バスに乗ってすぐのところにあります。


    入場料はひとり3750W。テントのレンタルは4人用サイズで2万Wほどなので、ふたりで2万8000Wほどあれば、漢江を眺めながら1泊2日のキャンプができます(テントを持ってきた場合は入場料だけ)。バーベキュー道具も貸してくれますし、食料品や炭火などを売っているスーパーもあります。手ぶらで行ってもキャンプを楽しめるすごいところなんです。


    食べることが大好きな韓国人らしく(特に私)、キャンプ場に着いたら真っ先にバーベキュー用の炭火を焚きます。時間なんて関係なし! 早朝だろうが深夜だろうが、キャンプといったらバーベキューです! ちょうどよい火加減になるまでのあいだ、さっさとテントを設置して、テーブルと椅子をセットします。この頃のテントは便利ですね! バッグから取り出すだけで自動的に広がり、家が完成!


    バーベキューの基本は、やっぱりサムギョプサルと厚めにスライスされたモクサル(豚の首肉)でしょう! 炭火で脂を落としながら焼いたせいか、どのレストランで食べるお肉よりおいしい!


    臭いがするので家ではあまり焼かない魚も、炭火で焼いてみます。私が好きなのはサバ。韓国でもっともポピュラーな焼き魚です。頭から尻尾までまるごと1尾を半分に割いて、塩をふって焼きます。これもしっとりしていておいしい! さらに、プリッとしたソーセージにコチュジャンで味付けした豚カルビが続きます。照り焼きソースのトゥンカルビ(豚の背のほうにあるカルビ)まで焼いて、「食った食った~」とデザートへ。


    お肉にはビールもいいですが、韓国のキャンプではワインを飲む人のほうが多いですね。グラスではなく、登山用のステンレスカップで飲むワインもまた格別です。


    ほかのテントはどれどれ、何を焼いているのかと覗いたら、やっぱりみなさんもサムギョプサル! 大人も子供も、脂がジュージューと音を立てるサムギョプサルが大好きです。大きな鍋でサムゲタンを作っている大胆な大家族や、じっくり味を染み込ませた骨付きカルビをきれいに焼いている女性グループ、インスタントラーメンだけのカップルなど、さまざまです。


    秋のキャンプはひんやりとした森の中で、エスプレッソを飲みながら読書でも……と思っていたのですが、食後はやっぱり昼寝でしょう! テントの中にもぐりこんで、木と木が擦れ合う音、鳥のさえずり、川の流れる音をBGMにたっぷり寝ます。


    夜は虫の鳴き声を聴きながら、ワインを片手に焚き火です。ホイルで包んださつまいもやじゃがいもを焚き火の中に入れて焼いて、また食べて~。


    翌朝は早起きして山に登りました。落ち葉を踏む自分の足音しか聞こえません。ひんやりした森の香りが気持ちいい! 帰りにはおいしいと評判のソルロンタン食堂で熱々の牛骨スープにキムチで冷えた体を温めました。日本のキャンプ場は、温泉に入れるところもたくさんあると聞きました。日本でもオートキャンプしてみたいです!


    by: 趙章恩

    2009年10月19日

    「ニッコリア」: ダイナマイト・コリア 今日もドキドキ探検に出かけよう!

    [エンタメコラム] ドラマ歴代視聴率1位! 「初恋」その3

    社会現象を巻き起こした話題作「初恋」



    春川の田舎に住む父と姉と兄弟。生活は貧しいけれど、何よりも絆を大事に生きているチャンヒョクの家族。チャンヒョクは幼い頃からヒョギョンが好きですが、実業家のヒョギョンの父は、娘を裕福で地位のある人と結婚させたがっています。そのため、ヒョギョンの父と叔父は暴力団にチャンヒョクを暴行するよう指示し、襲われたチャンヒョクは逃げ出そうとした際に交通事故に遭い、松葉杖なしでは歩けない体になってしまいます。


     


    ソウルの大学に合格した弟のチャヌは、成功してヒョギョンの父に復讐することしか頭にありません。大学で出会ったソクヒとは「ミウンジョン(憎みあいながら情が生まれるという意味)」が深まり、少しずつ親しい仲へと発展します。チャヌは、カジノでアルバイトをしているとき、銃を取り出して騒ぐ外国人客を流暢な英語でなだめたことが評価され、そのカジノのオーナーの信頼を得ます。それをきっかけに兄の復讐のためヒョギョンの父の事業を潰そうと企み、危ない闇の世界へと脚を踏み入れていきます。


     


    一方、ソクヒの兄ソクジンは、ヒョギョンの父が望む婿でした。ソクジンはチャンヒョクのように誠実で優しく、そのうえ財力もあります。ヒョギョンの理想の夫になることは間違いありません。両家ではふたりを一緒にパリへ留学させ、結婚させようとします。しかし、チャンヒョクのことが忘れられないヒョギョンは、留学するとウソをついて結婚を破棄し、家庭教師をして父から自立しようとします。


     


    ヒョギョンは交通事故で死んだと思っていたチャヌに会い、チャヌからチャンヒョクは生きているけれど脚が不自由になっていることを聞き、それは自分の父のせいだということを知ってショックを受けます。結局ヒョギョンはソクジンとの結婚を選び、チャンヒョクは一途に自分に尽くしてくれたシンジャと結婚します。


     


    チャンヒョクの家族が春川からソウルへ出てきて、都会でなんとか生きていこうとする姿に、昔の自分と自分の家族を重ねていた視聴者もたくさんいました。


     


    このドラマの背景である70~80年代は、ソウルオリンピックを前に韓国が高度経済成長を果たしていた時期で、田舎からソウルへ職を求めて出てくる人があとを絶ちませんでした。自分はどんなに苦労をしても、子供には都会で立派な教育を受けさせたい、スーツを着て働く専門職に就いてほしい……ただそれだけを希望にソウルへやってきてがむしゃらに働き、今は安定した生活をしている人たちが、チャンヒョク達の苦労に共感し涙を流しました。チャンヒョクとヒョギョンのテーマソングだった切ないロックバラード、Stratovarius(ストラトヴァリウス)の「Forever」という曲も涙を誘うんですよね。


     


    最初は有名なシナリオ作家であるチョ・ソヘ先生の作品であること、チェ・スジョンとぺ・ヨンジュンという美男俳優のおふたりが兄弟を演じることが話題となり、注目のドラマとして視聴率を上げていきました。が、66話という長いストーリーにもかかわらず「初恋」が歴代視聴率1位になった理由は、脇役も含めひとり残らずそれぞれの役になりきっていて、キャスト全員の演技の共鳴がすばらしかったことにあると思います。


     


    弟のためならどんなことでもする献身的な姉チャノクと、彼女を愛する無名歌手のチョンナム、チャンヒョクに一途な想いを寄せるシンジャ、チャンヒョクの親友で義理人情の固まりのようなトンパルなど、脇役たちも個性的でした。チャノクが、お米が足りなかったために自分は食べたふりをして、弟達にご飯の用意をしてあげるシーンなどは、貧しい時代を生き抜いた世代の人たちにとっては、「自分のことのようで今でも思い出しただけで涙が出る名場面」だと語り継がれています。


     


    「初恋」といえば、電話抗議事件を忘れてはなりません。チャヌが復讐のために暴力団員になりかけたとき、KBSには抗議の電話が殺到しました!


     


    「お父さんとお兄さんと今まであんなに苦労してきたのに、彼を闇の世界に入らせてはならない。もっと立派な職をもたせるべきだ!」、「チャンヒョクの脚を不自由にしておいて、チャヌの人生までめちゃくちゃにするなんてひどすぎる!」、「立派な人になることで復讐させるべき!」、「胸が痛いのでこれ以上ドラマを観ることができない。チャヌ兄弟をこれ以上いじめるな! 視聴料未払い運動をしてやる!」などと、抗議の電話が止まりませんでした。これは当時の新聞にも、ドラマが社会現象にまでなっているとして大きく報道されたものです。


     


    これだけではありません。ヒョギョンがチャンヒョクのことを想いながら、ソクジンとの結婚を選んだことも視聴者を怒らせました。「ヒョギョンはなぜふた股をかけてチャンヒョクの人生を狂わせるのか。あんな女はドラマに出るべきではない」と、チャンヒョクを応援するファンが激怒! ヒョギョン役のイ・スンヨンさんは、行く先々で「チャンヒョクを弄ぶな!」と抗議を受けたほどです。


     


    ここだけの話ですが、チャンヒョクは最初の企画では寝たきりになるはずでしたが、視聴者の怒りを恐れて脚が不自由になるという設定に変更になったのです。チョンナムも、ぐうたらしているけれど「いい人」という設定になっていますが、最初はチャノクをいじめる夫という設定だったのです。チョンナム役のソン・ヒョンジュさんが「こんな場面が放映されたら、もう2度と街を歩けなくなる」と監督に頼み、監督もチャンヒョクとチャヌをできるだけ幸せにしてあげる方向に修正し、お人好しのキャラクターになったといいます。


     


    「初恋」は典型的な韓国ドラマのようで、実はちょっと変わった作品でした。どんな苦難を乗り越えても主人公は幸せになるという、ハッピーエンドが当たり前だった韓国ドラマには珍しく、実らない初恋という悲しい運命を描いた作品でもありました。ドラマが進展するにつれて、どんどん物語の中心がチャンヒョクからチャヌに変わっていったのも印象的でしたね。


     


    KBSには「初恋」の制作陣と出演者が一緒に植えた「かりん」の木があります。歴代最高視聴率を記録した記念に植えた木で、今でもKBS別館にあります。当時50センチほどだった小さい木が、今では4メートルほどの立派な木に成長しました。


     


    そのあいだ、「初恋」は東南アジアで韓流ブームを巻き起こし、ベトナムでは生まれてくる女の子に「ヒョギョン」という名前をつけるのがブームになったと新聞で報道されたほどでした。ヨン様は作品を重ねるたびにアジアのスーパースターになり、ヨン様が慕っていた「初恋」の作家チョ・ソヘさんが亡くなりました。長いといえば長い歳月です。


     


    韓国ドラマも「初恋」のあとからずいぶん変わりました。ディープな家族愛、貧困から抜け出すためにもがく若者、かなわぬ初恋といった典型的なパターンから脱皮し、海外ロケが当然となり、憧れの専門職を持つ主人公が登場するようになりました。


     


    そして2009年の最高の話題作「IRIS(アイリス)」が、もっとも進化した韓国ドラマといえるでしょう。韓国では毎週水・木曜日夜10時に放映されていますが、「次回が待ちきれない!」と大騒ぎになっています。


     


    私もそのひとり! ドラマが終わるとネットで撮影現場目撃談を検索して、これからのストーリーを想像しては胸をときめかせています! 早く日本でも放映されるといいですね!


     


    次回はまだどんなドラマでおしゃべりに花を咲かせましょうか! 楽しみにしてくださいね~。


    ニッコリア
    Cho!エンタメコラム
    http://ni-korea.jp/cho/index.php?id=091216#leftblock

    韓国CM REPORT – ロッテ – デニス・オー


    デニス・オー プロフィール


    1981年8月29日生まれ。


    188cm83kg 本名Dennis Joseph O’Neil。アイルランド系の父と韓国人の母の間で生まれたハーフで、モデル出身。アメリカで生まれ16歳からヨーロッパ、シンガポール、台湾など国際的なモデルとして活躍。韓国ではキムチ冷蔵庫や携帯電話のTVCMを経て、ドラマ『恋するスパイ』でデビュー。『恋するスパイ』の制作陣はCMで見たデニスの表情が忘れられず、彼をドラマにキャスティングするため、彼が所属しているアメリカのエージェンシーと彼が通っている大学に2ヶ月間通い続けたという。ハーフなのにあまり外人っぽくないところが逆に人気で、吸い込まれそうな神秘的な瞳が魅力。まだ韓国語があまり喋れず、ドラマではアメリカ人、フランス人など外国人役が多い。





    ドリームカカオ



    出演




    デニス・オー

    放映日




    2007年1月

    ダン ハンボンド ヌキョボジモッハン
    (たった一度も感じたことのない)


    ジンハン クメ サロジャピョッダ
    (濃い夢に夢中になってしまった)


    ジンハゲ(濃く)


    ド ジンハゲ (もっと濃く)


    なんてセクシーで幻想的なCMなんでしょう。キラキラ光るクモの巣に引っかかったデニス・オーを、こっそり隠れて観察しているような気分にさせられてしまいます。男性なのに美しくてかっこよく、眺めているだけでうっとりしてしまいますね。本物はもっとすごくて、彼がいるところだけがポワ~ッと光っているとか!


    以前はよく『春のワルツ』、『私の名前はキムサムスン』に出演していたダニエル・へニーと間違えられていたけれど、今はそんなことは全然ないようですね。デニス・オーはデニス・オーです! 彼がCMモデルに選ばれてから「ドリームカカオ」の売上が一気に伸びたというほど、知名度も人気もぐんぐん上がっています。この頃は雑誌のグラビアやCMで顔を見ることの多いデニス・オーですが、俳優としての人気も根強いですね。


    彼はこの1年ほどドラマから離れていましたが、2008年は『エデンの東』という作品での復帰が決まったそうです。主人公のソン・スンホンを助ける香港のカジノ王という役柄で、男性的で強烈なキャラクターだということです。今まではヒロインを見守り、優しく微笑む好青年の役ばかりだったので、今度は全然違うタイプの人物を演じてみたいと思ったのかもしれませんね。


    彼はドラマに出演するだけでなく、大学で写真を専攻した実力を生かして、今後は映画の製作にも参加するそうです。映画のビジュアルを担当するということですが、どのような作品に仕上がるのか楽しみですね。


    ちなみに、CMに登場する「ジンハゲ(もっと濃く)」という表現ですが、韓国語で「濃い」は「ジンハダ」といいます。「味の濃いコーヒーをください」というときは、「ジンハンコピジュセヨ」になります。「サロジャピョッダ」は「夢中になる、捕らわれる」という意味ですが、「ナヌン ヨンサマハンテ サロジャピョッソ~」というと、「私はヨン様に夢中よ~」という表現になります。



    – BY  趙章恩


    ニッコリア 
    韓国CM動画「ニッコリアCM」
    Link
    http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200709&dr=food

    韓国CM REPORT – ロッテ – キム・アジュン


    キム・アジュン プロフィール


    1982年10月16日生まれ。


    170cm、48kg。アジュンは「アジアの中心となれ」という意味が込められた名前で、漢字で書くと「亜中」。2006年日本のマンガ『カンナさん大成功です!』を原作にした映画『美女はつらいよ』が大ヒットし、人気女優の座を射止めた。この映画でチュンサ映画祭主演女優賞、大鐘賞主演女優賞を受賞。ジーンズブランドのGUESSとロッテ百貨店がタイアップした「キム・アジュンジーンズ」も登場した。





    チョコファージ



    出演




    キム・アジュン

    放映日




    2006年9月

    チョンドゥクチョンドゥク
    チョコチョコ
    チョコファジー
    ハ~
    ジンハンチョコソゲ トチョコ
    (濃いチョコの中にまたチョコ)


    このCMソングを一度聞くと頭から離れず、気が付けば口ずさんでいたという人も多かったことでしょう。キム・アジュンのダンスを真似た動画を、自分のブログに載せるファンが多いというのも納得です。動画投稿サイトでも「チョコファジーダンス競演」になってしまったほど、このCMダンスを真似た動画がたくさん投稿されていました。


    「チョンドゥクチョンドゥク」というのは、「モチモチした食感」のことで、「トギチョンドゥクチョンドゥクハダ」というと、「餅がもっちりしていて、歯ごたえがある」という表現になります。お肌がピチピチで弾力があるのも、「チョンドゥクチョンドゥク」と表現することがあります。「チョコファジー」は、こってりとしたディープなチョコ味で、アイスなのにモチモチした不思議な食感なんです。それを表現するためにあのダンスを踊っているんですね。


    キム・アジュンのすらっと伸びた脚やプロポーションは、とっても美しいですね。子供の頃は、そのスタイルと黒目がちな瞳で、よくハーフと間違えられたとか。でも、彼女はきれいなだけではありません。映画『美女はつらいよ』で歌も披露しましたが、歌に踊りに演技にと、何でもこなしてしまうのです。映画の主題歌「マリア」は、韓国の「着うた」や「着メロ」でも大ヒットしました。歌唱力もすごいですが、演技はもっとすごくて、集中すると数秒ですぐ涙を流せるそうです。そういえば、「韓国版『花より男子』を撮影するとしたら、つくし役に一番ふさわしい女優は?」というアンケートで、キム・アジュンが選ばれたこともありました。


    映画一本で一気にスターになった女優と思われていますが、実はキム・アジュンも長い無名生活を経て花が咲いたのです。芸能界に入りたくて何百回もオーディションを受け、バラエティーのアシスタントのような役でテレビに出演していたそうです。無名時代の苦しかった経験が、今の彼女を支えているのですね。

    – BY  趙章恩


    ニッコリア 
    韓国CM動画「ニッコリアCM」
    Link
    http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200609_2&dr=food

    韓国CM REPORT – ロッテ – チェ・ガンヒ


    チェ・ガンヒ プロフィール


    1977年5月5日生まれ。


    166cm、48kg。1995年、製薬会社のキャンペーンモデル「ミスレモナ」に選ばれ、ドラマ『大人達は知らない』でデビュー。1995年ジョンソンズベビーローション主催「きれいな顔賞」受賞、1996年MBC演技大勝特別賞。ドラマ『ありがとうございます』、『あんパン』、『別離に対処する私たちの姿勢(別れの法則)』、『心ふるわせて』、『酒の国』、映画『甘く、殺伐とした恋人』、『私の恋』に出演。自らデザインした洋服を販売するオンラインショッピングモールも運営中。





    リュ(流)



    出演




    チェ・ガンヒ

    放映日




    2008年3月

    リュ ハンモグム マシゴ ドルテカジ 
    (リュ 一口飲んで 回るまで)


    シジャッハジャ スンファンチェジョ プロジェット
    (始めよう、循環体操プロジェクト)


    ドンダ!(回る!)


    ネモメフルリュ(私の体に流れるリュ)


    2本のペットボトルを利用して、顔をくるくるマッサージ。いいと思いませんか? これなら確実に血液が循環して、顔色もよくなりそうですよね。いいマッサージ法を見つけました。うつろな感じのチェ・ガンヒの表情もかわいいですね。彼女がもう30歳を超えているだなんて、信じられますか? 高校生のときにデビューし、20代になっても永遠の高校生として17、18歳の役柄を演じ、30歳を超えた今でもシワどころか赤ちゃんのようなピンクがかった白くて透明なお肌をキープしているチェ・ガンヒ。その美しさの秘訣は「体内循環をしっかりさせること!」なんですね。


    チェ・ガンヒは顔もきれいだけれど何よりも心がきれいで、とっても清潔感のある女優なんです。彼女の健康的で溌剌としたイメージと「体内循環」、「体の中から健康にする」をテーマにした新しいお茶飲料「リュ」はピッタリ! ということですね。


    この「リュ」というお茶、「タタリメミル」という清浄地域でしか栽培できない麦のお茶をベースに、大韓韓方医師協会が公式に認定した15種類の韓方原料を配合しているのです。だから、今までのお茶飲料よりも、健康にいいというわけなんですね。「リュ」には体内ろ過作用や毛細血管を強化して、血液循環をよくしてくれるという「ルーチン成分」が普通の麦に比べ多く含まれています。昔から、成人病を予防するために「タタリメミル」のお茶が飲まれていたそうですが、「リュ」はそんな知恵から作られたドリンクでもあります。


    日本もそうですが、このごろの韓国の女性は寒い冬でもミニスカートにヒールの高い靴を履き、太って見えるのが嫌でいつも薄着、化学物質がたくさん入った化粧品の濫用などで体内の不純物がうまく排出されず、冷え性や便秘、むくみに悩まされることが多いんです。おいしさと健康、どちらも逃したくないなら「リュ」を飲んでみてくださいね。とうもろこしひげ茶と似た味で、苦味もなく香ばしいので、とっても飲みやすいんですよ。

    – BY  趙章恩


    ニッコリア 
    韓国CM動画「ニッコリアCM」
    Link
    http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200803_2&dr=drink

    [エンタメコラム] ドラマ歴代視聴率1位! 「初恋」その2

    「初恋」の登場人物をご紹介します!



    前回に引き続き、「初恋」の魅力をお伝えします。今回は、登場人物をご紹介しましょう!


    ドラマタイトル:初恋


    原題:첫사랑(チョッサラン)


    放映年度:1996年6月7日 ~ 1997年4月20日 全66話 KBS



    ソン・チャンヒョク(チェ・スジョン)


    母を亡くし、父、姉、弟を支えるソン家の長男。幼いころから絵が上手で画家を志望するが、貧しい生活のため夢をあきらめる。初恋の相手は、父が働く映画館の経営者の娘ヒョギョン。ヒョギョンの父と叔父はチャンヒョクをヒョギョンから引き離すために彼に暴行を働き、彼の脚を不自由にしてしまう。家族にも反対されるものの、初恋をあきらめきれず葛藤するチャンヒョク。誠実で正義感の強い性格だが、権力とお金を持つ人に振り回され苦悩する小市民でもある。



    □コメント


    善良そうな大きな目が印象的なチェ・スジョンさんは、「ドラマ界の国民的俳優」と呼ばれるほど好感度の高い俳優です。1987年にデビューし、大河ドラマ「太祖王健」、「太陽人・李済馬」、「海神」などの主役を演じました。数え切れないほどの作品に出演しているにも関わらず、チェ・スジョンさんがもっとも記憶に残る出演作として選んだのが「初恋」。その理由は「作品性も高く視聴者にも愛された作品だから」とのことです。奥さんである女優ハ・ヒラさんとは芸能界を代表するおしどり夫婦で、ふたりの男の子に恵まれています。奥さんには毎日何度も携帯電話でメッセージを送り、「サランへ~(愛してる)」を連発しているのだとか。男性共演者のみなさんは全員、「結婚して10年以上も経つのに鳥肌カップルだ! チェ・スジョンさんのような夫になってほしいと妻にいつも怒られる」と不満を漏らしているほどです。また、ボランティア活動や寄付にも積極的な一家としても知られています。

    ソン・チャヌ(ぺ・ヨンジュン)


    チャンヒョクの弟。一家の期待を背負って名門大学の法学部に進学する。司法試験に合格して家族を養うまじめな人生を夢見るが、兄の脚を不自由にしたヒョギョンの父に復讐するため闇の世界に入る。大学で出会ったソクヒとはケンカばかりしていたが、いつしか惹かれ合うようになる。



    □コメント


    主人公の弟という役のはずが、後半に近づくほど物語りの中心に! 当時、「新人が主人公を飲んだ」と話題になったものです。笑顔がステキな美少年から、筋肉質でいつも深刻な顔をした男性に変身! その変貌ぶりが話題になったのと同時に「韓国のジェームズ・ディーン」と絶賛されました。ヨン様はいつも「『初恋』という作品があったから自分がいる」と話すほど、このドラマに出演できたこと、チャヌというキャラクターを演じられたことを感謝していました。

    イ・ヒョギョン(イ・スンヨン)


    裕福な実業家の令嬢。父に猛反対されながらもチャンヒョクを愛し、チャンヒョクが画家になれるように応援する。チャンヒョクが交通事故で死んだと思い込みソクジンと結婚を前提にした付き合いをするが、チャンヒョクが忘れられず結婚を断念。チャヌから父がチャンヒョクにしたことを聞き、ショックを受ける。歩けなくなったチャンヒョクを見ても何も言えず、遠くから見つめることしかできない。



    □コメント


    当時、韓国のファッションリーダーとして一世を風靡したスンヨンさん。大韓航空の客室乗務員からミス・コリアになり、芸能界入りしました。90年代のトレンディードラマは彼女なしでは語れないほど、スンヨンさんは韓国のドラマとおしゃれをリードしました。ドラマでスンヨンさんが身につけたアクセサリーや洋服は、即完売になるほどの熱狂振りでした。今は1児の母となり女優業を休業しています。

    カン・ソクジン (パク・サンウォン)


    まじめで優しいジェントルマン。ヒョギョンとは家族ぐるみの付き合いで、彼女を妹よりもかわいがっている。いつも温かくヒョギョンを見守っている。



    □コメント


    このドラマをきっかけに理想の夫、理想の婿として大人気となったパク・サンウォンさん。ソクジンのイメージそのままに数々のCMに出演、司会者としても活躍しました。今でも映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍しています。

    カン・ソクヒ (チェ・ジウ)


    裕福な家庭の令嬢で大学の放送部に所属。いつも明るく自己主張のはっきりしたお嬢様。何かとチャヌとぶつかるが、自分とは正反対のチャヌに興味を持ち、友達以上恋人未満の関係にまで発展する。



    □コメント


    デビューしてからまだ1年も経たないうちにキャスティングされたのが「初恋」で、この作品で初めてチェ・ジウという名前を視聴者に広めました。新人にしては大抜擢といえる役です。ジウ姫は、「演技に関して何も知らなかったひよっ子に、もっと演技を学びたいという欲求を感じさせてくれた大事な作品」と評価しています。

    パク・シンジャ (イ・へヨン)


    母の再婚を機にソウルに出てきた田舎娘。チャンヒョクを一途に愛し、どんなときでも尽くす。



    □コメント


    韓国芸能界で「もっとも脚がきれいな女優」として有名なへヨンさん。その脚には保険までかけられているんですよ。アイドルグループの歌手としてデビューし、女優に転身しました。「初恋」は演技を始めて間もない頃の出演作です。2009年にドラマ「内助の女王(僕の妻はスーパーウーマン)」が大ヒットし、本人のファッションと美容の知恵を盛り込んだ2冊の本がベストセラー入り! さらに、自ら社長兼デザイナーを務めるファッションブランド「ミッシング・ドロシー」も絶好調! 人気女優、作家、実業家として活躍するイ・へヨンさん。今でも「初恋のシンジャ」として紹介されるほど、「初恋」は彼女の原点でもあります。

    オ・トンパル (ぺ・ドファン)


    チャンヒョクの同級生で、料理人を目指す。子供の頃から変わらず親友のチャンヒョクとその家族を自分の家族のように大事にする、義理と人情の男。



    □コメント


    ぺ・ドファンさんは、1991年のデビュー後、数々のドラマに脇役として出演するも、あまりパッとしませんでした。それが「初恋」のトンパル役でブレイクを迎えます。持ち前の演技力に人情溢れるキャラクターが視聴者に愛され、トンパルが始終していた親指で鼻をこするクセを真似る人も続出したものです。ドファンさんは、今もドラマで活躍しています。



    そのほかにも、ソン・へギョ、チャ・テヒョン、キム・テウなど、今では超有名になった俳優さんがエキストラ同然の役で出演しているのも見逃せませんよ~。どの場面に隠れているのか、しっかり探して見ましょう。次回も、「初恋」の魅力についてご紹介します!


    ニッコリア
    Cho!エンタメコラム
    http://ni-korea.jp/cho/index.php?id=091202#leftblock

    韓国CM REPORT – ロッテ – キム・アジュン


    キム・アジュン プロフィール


    1982年10月16日生まれ。


    170cm、48kg。アジュンは「アジアの中心となれ」という意味が込められた名前で、漢字で書くと「亜中」。2006年日本のマンガ『カンナさん大成功です!』を原作にした映画『美女はつらいよ』が大ヒットし、人気女優の座を射止めた。この映画でチュンサ映画祭主演女優賞、大鐘賞主演女優賞を受賞。ジーンズブランドのGUESSとロッテ百貨店がタイアップした「キム・アジュンジーンズ」も登場した。





    ロッテカード



    出演




    キム・アジュン

    放映日




    2008年3月

    ポイント、オディソ ソヤデジ?
    (ポイント、どこで使えばいいんだろう?)


    ニ ポイント スルスイッヌンデガ ヨギヤ ヨギ 
    (お前のポイント使えるのはここだ ここ)


    ロッテポイントヌン ヨギド ジョギド 
    (ロッテポイントはここも、あそこも)


    ロッテポイントヌン ヨギ ジョギ 
    (ロッテポイントはここ、あそこ)


    ジョンマル ヨギソ ダデヨ? 
    (本当にここでぜんぶ使えるんですか?)


    ロッテ オディソナ ヒョングムチョロム スルスイッダニカ 
    (ロッテの、どこでも現金のように使えるんだってば)


    ポイント ジャル スリョミョン? 
    (ポイントをうまく使うには?)


    ロッテカード!


    ポイント スロ ガプシダ ロッテポイント 
    (ポイント使いに行きましょう、ロッテポイント)


    大人気のバラエティー番組『無限挑戦』のメンバーがお届けする、ロッテカードのCMです。徴兵で入隊したハハを除いた3人と、ハン・ガインからバトンタッチしたヒロイン、キム・アジュンの登場です。とっても優雅でお人形のようなハン・ガインもいいですが、元気いっぱいのキム・アジュンをCMモデルにしたことで、ロッテカードのイメージも春らしくなり、爽やかさが増しました。


    クレジットカードの使用金額に応じてポイントが貯まるのは日本も韓国も同じですが、「ポイントの使い道がなくて困った!」なんてことはありませんか? 韓国のロッテでは、日本人のお客様でもロッテマイレージカードに加入でき、ホテル、百貨店、免税店、マートなどで使った金額に応じてポイントが貯まり、それをロッテの19の施設で現金と同じように使えるんです。ロッテカードの使用金額に応じて貯まったポイントも同じようにロッテで使えるので、あちこちでショッピングして貯めたポイントを使ってロッテ百貨店で前から狙っていたワンピースを購入! なんていう自慢話もよく耳にします。みなさんも韓国に行ったら、ぜひロッテマイレージに加入して、得しちゃいましょう!



    – BY  趙章恩


    ニッコリア 
    韓国CM動画「ニッコリアCM」
    Link
    http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200803&dr=other

    ソウルでお茶するならここ!

     
    o’sulloc明洞店1階にある緑茶販売コーナー。パッケージがあまりにもかわいくて飲むのがもったいなくなります。











  •  
    ニッコリアスタッフが絶賛する緑茶石鹸「緑茶美人」。チェジュ産緑茶で作った石鹸です。3個セット8500W。











  •  
    きれいな薄緑色のそば。これもチェジュ産緑茶が入っています。1セット3000W。











  •  
    2階へ続く階段には小鳥が生きているかのような影絵アートがありました。日本人アーティストの作品です。











  •  
    CECI CELAのキャロットケーキ。ほのかに甘いにんじんとクリームチーズのハーモニーがたまりません!











  •  
    CECI CELAは島山公園(ドサン公園)前のヨン様レストラン(ゴリラ・インザ・キッチン)の並び、左側の路地にあります。この看板が目印です。


  • 甘いデザートに目がない私。日本に行くと必ずケーキバイキングに立ち寄り、至福の時間を過ごします。韓国にもケーキバイキングはありますが、高級ホテルのラウンジで期間限定で開催されるぐらいなので、物足りないんです! ファミリーレストランのデザート食べ放題もありますが、ケーキは2~3種類しかないんです! 甘すぎず、こってりしすぎず、チーズやフルーツの味が生き生きしているケーキが食べたい!


    韓国の住宅街にあるケーキ屋さんのものは、まだ油っぽいバタークリームのケーキが多く、生クリームケーキはフルーツでデコレーションされたそっけないものばかり。ソウル市内の中心部やデパ地下の高級ベーカリーに行かないと、味もデコレーションも最高のものは食べられません。


    「あ~口の中に入れたとたん溶けてなくなる生クリームがどうしてもほしい! 濃厚なティラミスが食べたい!」というときに駆け込むのが、明洞や大学路にある緑茶カフェ「o’sulloc」です。


    アギチャギでも紹介されたo’sullocは、カフェの中でも格別です! これは断言できます! 韓国初の緑茶専門カフェとしてオープンし、緑茶ラテと緑茶ティラミスをメガヒットさせた名店であります。今まで緑茶というと、朝鮮時代の屋敷を改造した伝統喫茶で、ちゃぶ台を前に飲む厳かな飲み物というイメージがありました。o’sullocは韓国の緑茶文化を守りながらトレンドも忘れず、モダンなインテリアに囲まれた店内で、いっそうおいしく改良したチェジュ産緑茶が楽しめるカフェとして幅広い世代に愛されています。明洞店の2階へ続く階段には見事な影絵アートがあり、テーブルの真ん中に穴を開けて木を植えたり、緑茶の葉をアロマの代わりに炊いたりしていて、明洞の真ん中なのに、森の中にいるような気分にさせてくれるんです。


    明洞に行く日は何が何でもo’sullocの緑茶アイスや緑茶ラテ、緑茶ティラミスを堪能せずにはいられないほど、大好きです。食事は明洞の裏道にある安い食堂で済ませても、デザートだけは本物を楽しみたいじゃありませんか~。o’sullocがオープンしてから、うちの家族の誕生日には必ず緑茶ティラミスのホールサイズをオーダーするようになりました。o’sullocのケーキを一度食べると、もうほかのケーキは口に合わなくなってしまうからです。


    o’sullocで絶対外せないメニューは緑茶ラテ、緑茶ティラミス、ロールケーキです。チェジュ産の蜂蜜とアールグレイを使ったブラックロールケーキは、飽きることなく、いくつでも食べてしまいます。緑茶クッキーも、穀物の香ばしさとほろ苦い抹茶の後味が病みつきになってしまうので要注意です。


    o’sullocはカフェですが、緑茶文化を継承するためのアンテナショップでもあります。パッケージがとてもかわいい緑茶や茶道具も販売しています。ニッコリアスタッフいち押しのo’sullocのお土産は、「緑茶美人」という石鹸セットです。チェジュ産の緑茶を使った植物性石鹸で、泡立ちがよくさっぱり洗いあがるのに、全然つっぱらず、敏感肌の洗顔にもボディーにも使えるスグレものです。これはo’sullocでしか手に入らないものですが、あまりにも人気で生産が追いつかず、品切れになることが多いので、見つけた日に、即、買いだめしてしまうほどです。裏技ですが、緑茶美人石鹸の泡を顔につけて3分ほどパックすると、自然に角質が取れてつるつるになります!


    もうひとつ、ケーキがおいしいおすすめのカフェは、清譚洞の島山公園前にある「CECI CELA」です! 「ほっぺたが落ちそう」というのはこういうときに使う言葉なのだというのを教えてくれました。おすすめはなんといっても自家製のキャロットケーキ!! すりおろしたにんじんを入れたジューシーな生地のあいだにクリームチーズを挟み、さらに生クリームと一緒にいただきます。このほのかな甘みとしっかりした歯ごたえは、病みつきになること間違いなし!


    「CECI CELA」はベルギーワッフル専門店としてオープンしましたが、自家製ケーキもおいしいんですよ。イエローとブルーが目印のメルヘンチックなインテリアに囲まれ、アンティーク調の食器でキャロットケーキを食べていると、ヨーロッパのどこかでお茶をしているような気分を味わえます。


    韓国のカフェのいいところは、なんといっても融通が利くところです。メニューにないものでも作ってくれたり、買ってきてくれたり……。また、「ケーキやアイスクリームに生クリームをてんこ盛りにしてください」とオーダーしても、追加料金なしでやってくれます。私はいつも生クリームを追加してもらってます。


    韓国らしい骨付きカルビや辛い海鮮鍋やナクチボックム(たこをコチュジャンと野菜で炒めたもの)を楽しんだあとは、おしゃれなカフェでセレブ気分を味わってみましょう。ソウルでの思い出がまたひとつ増えること間違いありません~。


    by: 趙章恩

    2009年09月24日

    「ニッコリア」: ダイナマイト・コリア 今日もドキドキ探検に出かけよう!

    韓国CM REPORT – ロッテ – チェ・ガンヒ





    チェ・ガンヒ プロフィール


    1977年5月5日生まれ。


    166cm、48kg。1995年、製薬会社のキャンペーンモデル「ミスレモナ」に選ばれ、ドラマ『大人達は知らない』でデビュー。1995年ジョンソンズベビーローション主催「きれいな顔賞」受賞、1996年MBC演技大勝特別賞。ドラマ『ありがとうございます』、『あんパン』、『別離に対処する私たちの姿勢(別れの法則)』、『心ふるわせて』、『酒の国』、映画『甘く、殺伐とした恋人』、『私の恋』に出演。自らデザインした洋服を販売するオンラインショッピングモールも運営中。





    リュ(流)



    出演




    チェ・ガンヒ

    放映日




    2008年3月

    リュ タギジョン ヨルボン(リュ空ける前に10回)


    シジャッカジャ スナンチェジョ プロジェット(始めよう、循環体操プロジェクト)


    ドンダ!(回る!)


    ネモメ フルル リュ(私の体に流れるリュ)


    ペットボトルでこんなに強く頭を叩いていいんでしょうか? 血液循環といっても、痛そうなことはちょっと敬遠したいですね。チェ・ガンヒは韓国芸能界を代表する童顔で、30歳を超えた女優とはとても思えません。チェ・ガンヒに発音が似ている「チェガン」という言葉には最強という意味があるので、彼女は「最強童顔」とも呼ばれています。


    チェ・ガンヒは、「わが道を行く」というタイプの個性的な性格の女優。携帯電話は持たず、すべての連絡はポケベルで受けて、気が向いたときに自分から電話をかけるなんて、芸能人らしくないですよね。個性的なファッションセンスも人気の秘訣で、自分でデザインした洋服を販売するオンラインショッピングモールをオープンしました。そのサイトには、彼女がデザインした服をモデルとして彼女自身が着ている写真が掲載されているので、チェ・ガンヒのファンにはたまらないんですよ。それらの写真も個性的で、表情やポーズなども、「え~~~!」と驚くようなものばかりです。


    チェ・ガンヒは、もちろん顔もかわいいけれど、何よりもボランティア精神溢れる「心美人」なところがリュのモデルにピッタリ! という理由で選ばれたそうです。チェ・ガンヒは面識もない人に自分の骨髄を提供しておきながら、それをずっと秘密にしていたんだそうです。骨髄を提供したのは、韓国の芸能人では初めてとのこと。「趣味は献血」だそうで、人間としても素晴らしい女優です。



    – BY  趙章恩


    ニッコリア 
    韓国CM動画「ニッコリアCM」
    Link
    http://ni-korea.jp/lottecm/details.php?id=200803&dr=drink