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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 5 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220517/se1/00m/020/059000c
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 5 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220517/se1/00m/020/059000c
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韓国関税庁によると、2021年の農林水産物・食品の輸出額は過去最高の113・6億ドル(前年比15・1%増)だった。背景には、世界的な「Kフード」需要の高まりがある。
特に伸びたのは菓子類で、輸出額は4億6600万ドル(前年比13・1%増)と歴代最高額を更新した。国別では米国が9400万ドル、日本が8900万ドル、中国が8700万ドルの順で輸出額が多かった。22年2月時点でも前年同期比1…
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 4 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220419/se1/00m/020/054000c
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ネットバンクの普及などで銀行の店舗利用者数の減少が続く韓国。各行は収益維持を目的に2021年から、AI(人工知能)を搭載した仮想人間「AIバンカー」が対応する小規模無人店舗を増やしている。
新韓銀行など、韓国4大銀行の支店数は19年末の3525店から、21年末には約3000店に減少。大手銀行は今年に入り、65歳以上のATM(現金自動受払機)手数料を免除しているが、それでも窓口の方が安心というシ…
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 3 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220329/se1/00m/020/064000c
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韓国ではここ数年、「トロット」と呼ばれる成人歌謡の音楽ジャンルが大人気となっている。米国ではやった社交ダンス「フォックストロット」に由来する。
成人歌謡曲のファンは60代以上のシニア層が多いが、好きな歌手を応援するためにファンクラブに加入しコンサートに行くなど「推し活」への情熱は若い人と変わらない。ところが、コロナ禍で歌手の活動の場がオンラインになったことで、スマートフォ…
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 2 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220308/se1/00m/020/067000c
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韓国でゴルフといえば富裕層や40代以上の世代が楽しむスポーツという認識があったが、新型コロナウイルス禍の中で、感染リスクを抑えながら楽しめるスポーツとしてゴルフを始める人が急増した。
ゴルフ初心者向けテレビ番組が増え、費用を抑えて楽しめるシミュレーションゴルフも大ヒット。また、SNS(交流サイト)での情報発信意欲が高い20代がゴルフに興味を持つようになってからは、大手アパレルメーカーが次々と新しいゴルフウエ…
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 2 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220215/se1/00m/020/061000c
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コロナ禍で利用者が増加傾向にあるフードデリバリー。だが韓国では、小規模カフェやコンビニまでもが参入したため、配達員不足が深刻化。配達料が高騰し問題となっている。
SNS(交流サイト)に「ソウル市中心部に住んでいる人が2キロメートル離れたレストランに約2万ウォンのフライドチキンを頼んだところ、配達料が9200ウォンだった」との投稿が話題を呼んだ。実際にフードデリバリーアプリの決済額は急伸している。…
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2022. 1 .
-Original column
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20220118/se1/00m/020/062000c
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OECD Digital Economy Outlookによると、韓国は加盟国中FTTH普及率が最も高く、モバイルデータ使用量も1位。世界初のスマートフォン向け5Gサービスを開始するなどICT利活用が進んでいる。放送分野も世界に先駆け、1990年代後半から”オンエア”(同時配信)や”ダシボギ”(番組の見逃し配信)を開始。テレビ受像機を保有しない傾向が強まった”ゼロテレビ”危機を乗り越え、ネットフリックス、Disney+、AppleTV+といったグローバルOTTと競争しつつ成長してきた。
韓国放送通信委員会の「2021放送媒体利用調査」によると、全世帯の約95%が地上波放送を再送信するセットトップボックス経由有料放送(ケーブルTV、IPTV、衛星放送など)に加入。OTT(動画配信サービス)利用率は約70%となっている。個人のスマートフォン保有率は全世代で93.4%、60代は91.7%、70代以上は60.1%であり、週5日以上スマートフォンを利用する人は91.6%で、テレビ受像機の73.4%より多かった。このような流れから韓国人にとって日常に欠かせない媒体は15年からテレビとスマートフォンの位置が入れ替わり、21年にはスマートフォン70.3%、テレビ27.1%の割合で必需媒体と認識されるようになった。22年の韓国放送産業の特徴は、民放の営業利益が大幅増益に返り咲いたことである。地上波放送局の放送事業による売上はここ10年で減り続けていた。韓国での動画配信サービスと放送の見られ方から、その秘訣を探る。
韓国では1995年、公共放送のKBSを皮切りに地上波放送局がプラットフォームを開設。インターネットサービスを専門とする子会社を設立し、オンエアとダシボギ、見えるラジオ(スタジオ生中継)、クリップ動画サービスなどを積極的に提供していた。98年からは家庭でも安い費用でブロードバンドとパソコンを利用できるようになり、見たいときに見たい番組を有料で楽しむ文化がいち早く根づいた。好きな番組を見るための支出に躊躇しない視聴者が多いことから、地上波放送局対OTT、ネットフリックス対韓国勢OTTのオリジナルドラマ競争も激しい。ネットフリックスは2016年に韓国へ進出してから、韓国ドラマ制作に20年までに7,700億ウォン、21年5,500億ウォン、22年は1兆ウォンを投資すると発表。「韓国ドラマは米国ドラマの4分の1程度の制作費なのに世界中のランキングで上位に入る」として投資を増やし続けている。
韓国勢OTTも”打倒ネットフリックス”とばかりに年間1兆ウォン以上を投資してオリジナルドラマを制作し続けている。韓国だけでなく世界の視聴者に受け入れられる作品を目指しており、作品のジャンルも豊富で特殊効果や映像美もレベルアップしている。
地上波民放は多額の制作費を投入するOTTに負けないため、ドラマの制作本数を減らす代わりに一つの作品にかける制作費を、外部投資を誘致し大幅増額した。また、テレビ放映開始と同時に自社プラットフォームでダシボギを提供し、どのタイミングでどのハイライト場面をSNSに投稿し盛り上げるか工夫。映像配信もOTTとユーチューブを使い分け、韓国だけでなく海外ファンも獲得した。韓国地上波3社(KBS・MBC・SBS)のユーチューブチャンネル登録者数は22年5月時点で1.4億人超。地上波放送局でありながら、ユーチューブでしか視聴できないオリジナルバラエティ番組も多数制作するようになった。
こうした成果が反映され、MBCとSBSの21年営業利益は大幅黒字となった。テレビ広告は減少しても、OTT経由の売上は順調に伸びているからだ。競争から生まれた「イカゲーム」「愛の不時着」「梨泰院クラス」「社内お見合い」などのドラマは海外でも記録的なヒットとなった。韓国のWEBTOON(紙ではなくネットで連載するマンガ)などの映像化も活発で、K-POPアイドルを起用する1話10分程度のウェブドラマもヒット作が増えている。韓国のOTTが海外に進出し現地でドラマを制作する流れも出てきた。
22年末にはアマゾン・プライム・ビデオとHBO MAXが韓国に進出するのではないかと言われている。海外OTTと韓国OTTのさらなるコンテンツ競争で、韓国視聴者を楽しませてくれそうだ。ただし、韓国ではOTTとISP(インターネットサービスプロバイダ)の間でトラフィック負担をめぐる論争も起きている。大量のトラフィックを誘発するコンテンツプロバイダーもネットワークインフラ投資に責任を持つべきという考えが広がっており、国会で電気通信事業法の改定議論が行われている。韓国の事例が、また海外にも影響を与えそうだ。
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小規模な醸造所がつくる個性的なクラフトビールに、意外な食材を混ぜ合わせた異色のビールが口コミで人気を集めている。例えば、ロッテ製菓のガムに使われる原液を入れたビールや、キムチ冷蔵庫メーカーが企画した保管温度によって味が変わる梨生姜(しょうが)ビール、激辛ラーメンとのコラボレーションで生まれたマンゴービールなどに好奇心をくすぐられる人々が増えている。
韓国でクラフトビールが登場したのは2002年。20年には酒税法改定で酒類製造免許を持つ事業者が大手ビールメーカーに生産を委託できるようになり、酒税も安くなった。
残り273文字(全文550文字)
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趙 章恩=(ITジャーナリスト)
週刊エコノミスト
2021. 11.
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https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20211130/se1/00m/020/065000c
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Netflixで配信されると、瞬く間に世界中で人気を呼んだ韓国ドラマ『イカゲーム』。日本でも9月の配信開始後すぐに注目を集め、「今日の総合TOP 10(日本)」では現在も首位をキープしている。だが、ソウル在住のKDDI総合研究所特別研究員・趙章恩さんによると、韓国ではこの世界的大ヒットに首をかしげる人も多いという。その理由について、趙さんがリポートする。
* * *
今、世界中で人気を呼んでいる『イカゲーム』。貿易会社に勤める友人によると、米国、英国、フランスなど海外取引先とのオンライン会議では毎回、天気の話をするように『イカゲーム』の話をしてから会議が始まるのだという。韓国でも、人が集まると自然と『イカゲーム観た?』という会話から始まるほど話題だが、一方で韓国人の間では「あのドラマがなぜ海外でここまでヒットするのか」という話題で持ちきりでもある。
『イカゲーム』は、456億ウォン(約44億円)の賞金を懸けた謎のデスゲームに、参加者たちが命をかけて挑戦する物語。世界90か国で視聴回数1位を獲得し、記録的な大ヒットとなっている。配信が開始されると、直後にNetflixの加入者が増加し、株価も一気に歴代最高値を更新したというから驚きだ。10月12日付の米ABCニュースによると、ハロウィンに向けてオンラインショッピングモールでは『イカゲーム』のコスチュームが飛ぶように売れ、米国の人気芸能人らも真似をするほど大流行しているという。
世界中で人気となった理由は、なんといっても韓国ドラマが持つ吸引力、ストーリーそのものの面白さがあるだろう。個人的には、俳優の演技や監督の演出も調和が取れていて、最後まで見ずにはいられなかった。また、ある日突然ゲームに無理やり参加させられるのではなく、社会的弱者の参加者がゲームに参加するしかない状況だったことで、キャラクターがより生き生きとして見えたことも、視聴者を惹きつけた理由だろう。
そのほか、SNSの口コミや海外メディアを見ると、「子供時代に誰もがやったことのあるゲームだからルールなどの説明が不要で見やすい」、「見ている側もゲームに参加しているような没入感」、「弱そうな参加者が奇策で生き残る姿が痛快」、「美術セットに仕掛けられた細かな隠し設定を見つける楽しさがある」といった声があった。
だが、これに戸惑っているのが他でもない韓国人である。イカゲームの人気ぶりを分析した海外メディアの記事やSNSの反応を見かける度に、韓国での反応の違いに驚く人が続出している。なぜなら韓国では、公開直後「韓国の格差社会を浮き彫りにしたありきたりのストーリー」といった声や、「女性軽視」、「暴力的で不快」、「ここは泣く場面だと言いたげな過剰な演出」など、批判的な口コミが多かったからだ。
イカゲームの脚本・演出を担当したファン・ドンヒョク監督によると、脚本は既に10年前に完成していたが、韓国の制作会社はどこも「殺伐としすぎている」として興味を持たず、やっと投資してくれたのがNetflixだったという。ファン監督はインタビューで、「10年経って、殺伐と言われた物語が受け入れられる殺伐な時代になってしまったことは悲しい。最近はみんなが株や不動産、暗号資産などで一攫千金を狙っている。『イカゲーム』も同じだ」と語っている。
一方でファン監督は、「本作が他の作品と違うのは、ゲームより人間により焦点を当てていることや、誰もが30秒で理解できる単純なゲームで、天才的な主人公がいないと解決できないような物語ではないこと」、「主人公がヒーローになる過程を描くのではなく、敗者が他人の助けを得てゲームに勝つ過程を描いた。この社会の敗者も思い出して欲しいという気持ちで制作した」とも語っており、こうした点が海外の視聴者に受けたと言えるだろう。韓国人には見慣れた社会批判ストーリーでも、海外では逆に新鮮に映ったようだ。
日本で「親ガチャ」と言われるように、韓国の若者の間でも「フッスジョ(土の匙)」という同じような言葉がある。貧しい家庭に生まれ、どんなに努力しても生活が楽にならず、友達付き合いや趣味も持てず、沼にはまったように報われない人の境遇を自嘲する言葉だ。『イカゲーム』では主人公をはじめ、ゲーム参加者はフッスジョばかりだが、苦労しているからこそキャラクター一人ひとりが一癖も二癖もあり、視聴者を飽きさせない展開や演出ができたのではないだろうか。
【趙章恩】
ジャーナリスト。KDDI総合研究所特別研究員。東京大学大学院学際情報学修士(社会情報学)、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。韓国・アジアのIT・メディア事情を日本と比較しながら分かりやすく解説している。趣味はドラマ視聴とロケ地めぐり。
《 NEWSポストセブン》
2021. 11.
-Original column
https://www.news-postseven.com/archives/20211102_1703630.html?DETAIL
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現在放送中のドラマ『彼女はキレイだった』(関西テレビ/フジテレビ)。韓国の人気ドラマのリメイクで、日本版の放送が韓国でも開始されたとあって、改めて注目を集めている。ソウル在住のKDDI総合研究所特別研究員・趙章恩さんがリポートする。
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『彼女はキレイだった』の日本リメイク版が、8月18日から韓国の有料放送チャンネルと動画配信サービスでも放送が開始された。8月6日には、原作に出演したチェ・シウォンが自身のTwitterで「かのキレ、韓国語の字幕で早く観たいです。とても楽しみ! こういうのが文化交流じゃないかな?うはは!!」と日本語でコメントし、韓国ファンが日本版に注目するきっかけにもなっている。
2015年に韓国で放送された本作は、初回の4.8%から最高18%の高視聴率を記録した大人気ドラマである。どれほど人気だったかと言えば、プロ野球の中継で9話の放映が中止になった際、視聴者からのものすごい抗議があったため、次回の10話は放送局が野球中継を断念して本作を放映したほど。2015年の作品にも関わらず、韓国では未だにケーブルテレビで再放送されているほど根強い人気で、中国、ベトナムでもリメイク版が制作された。
物語は、イケメンエリートの主人公、チ・ソンジュンと、昔は美少女だったが今はパッとしないヒロイン、キム・ヘジンの2人が再会することから始まるラブコメディ。お互いに初恋同士だったが、自信が無いヒロインは自分が初恋相手だと言い出せず、美人の親友に自分の代役を頼んでしまう。日本版もあらすじは大きく変わらないが、原作の方がコメディー要素が強く、登場人物全て個性的で、毎回笑いと胸キュンが交互にやって来る愉快なドラマだった。
韓国ドラマには、見た目はそれほど良くないがプライドが高く自信家で、何事にもめげず仕事も恋も手に入れるというヒロインがよく登場する。しかし本作のヒロイン、ファン・ジョンウム演じるへジンは、30才にもなるのにアルバイトをしながら就活中で、プライドも自信も無くドタバタともがきながらも前に進む。そのうえ、そばかす顔に爆弾が落ちたようなくせ毛、白い靴下に黒い靴というマイケル・ジャクソンのような姿は、これまでのヒロイン像とは大きく異なり、韓国では新鮮味を持って受け止められた。
また、2015年放送当時も今も韓国は就職難。「夢は正社員」と話すへジンに共感する人も多かった。家柄や学閥に加え、見た目も「競争力」と評価される韓国で、貧乏でどんなにファッションがダサくても、肌がきれいでなくても、思いやりがあって前向きに頑張る人は必ず報われる、ありのままの自分を愛してくれる人がいるというストーリーが共感(韓国では「代理満足」と言う)を呼び、特に30~40代の女性に熱烈に支持された。
さらに、韓国ドラマでは主人公の女性と三角関係になる相手役は大体意外と純情派のツンデレ御曹司イケメンと、全てを包み込む優しいイケメンのどちらかなのだが、本作でチェ・シウォンが演じたキム・シニョクは、顔を見ただけで笑ってしまうほどコミカルな存在。いたずら好きだが人を不愉快にさせないムードメーカーで、いつもへジンの味方になってくれる頼もしさがある一方で、ミステリアスな一面もあるという複雑さも持ち合わせた「図々しい変わり者イケメン」という見慣れない役どころで話題を呼んだ。
物語の後半では、韓国で「さつまいもシーン(水無しでさつまいもを食べた時のように胸が苦しい、すっきりしない)」と言われた、へジンが自分に自信が無さすぎてソンジュンに思いを打ち明けられないもどかしい場面もある。だが、その分ソンジュンの一途な面が際立ち、ソンジュン役を演じたパク・ソジュンの声と表情にファンになってしまう人も続出。当時デビュー4年目だったパク・ソジュンが、ドラマ放送後のインタビューで「人気を肌で感じている」と恥ずかしそうに語っていたのを覚えている。
就職難や見た目重視の社会を生きる女性の苦労や、女性同士の友情と絆、ありのままの姿が愛され成長していくヒロイン、どんな状況でも自分の人生の主人公は自分だというドラマのメッセージは、今見直しても共感できる。日本版のヒロイン像にもその要素が多く反映されており、韓国の原作ファンにどう受け入れられるのか楽しみである。
【趙章恩】
ジャーナリスト。KDDI総合研究所特別研究員。東京大学大学院学際情報学修士(社会情報学)、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。韓国・アジアのIT・メディア事情を日本と比較しながら分かりやすく解説している。趣味はドラマ視聴とロケ地めぐり。
《 NEWSポストセブン》
2021. 9.
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