韓国の教育市場 uラーニング 実験プロジェクト開始(2005年5月30日 掲載)

政府とKTなどが協力


 


 


 


 【ソウル】韓では4月から小高校生たちがいつでもどこでも個人の習能力に合わせたオメイド型習サビスを利用できる「uラニング(ユビキタスラニング)」実験プロジェクトが始まった。uラニングは韓の次世代成長の原動力の1つとして集中的に育成されている分野でもある。


 


 uラニング実験プロジェクトは、KT(韓テレコム)やマイクロソフト、インテルコリアなどが協力し、校として指定された全18校に高速インタネット接回線速、校と家庭に54Mbps級の高速無線LAN網構築、タブレットPC100台、PDA(携情報端末)350台、サ20台、無線インタネット接ID350個、習システムを提供した。


 


 政府は校を「ユビキタス」と「インタネット基盤」に別し、無線LANとタブレットPC、PDAを利用した習と位のサイバ家庭習運モデルなど未校モデルを究する方針でいる。


 


 しかし、まだ初期段階であるためトラブルもあった。予想をかに超えるトラフィックにより通信網が不安定になったため、アクセスポイントを室ごとに2つから6つにやした。また、生らが習と無係なサイトに接できないよう有害サイト遮プログラムをすべてのPDAにインストルした。


 


 6月からはuラニングシステムを習管理システム(LMS)に連動させる計で、1人1人の習量とレベルをチェックする。すべての過程はPDA由で行われ、保護者に習進度を通知する機能も追加される。


 


 習コンテンツはすべて校のサに載せてあるため、PDAのほか、インタネットに接しているデスクトップやノトパソコンからも同じくuラニングと同じ習システムを利用できるようになっている。


 


 政府の育部係者は、「これまでの10年間の育情報化推進経験と民間企業のIT先端技術を相互共有し、世界最eラニング家に跳躍するための協力事業を持的に大させる計だ。週5日勤務による社・教育環境の化に合わせ育方法も新しくわるべき」と話している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


BCN This Week 2005年5月30日 vol.1090 載] Link 


 

SKテレコム 携帯製造子会社の経営権譲渡(2005年5月23日 掲載)

ペンタック、韓市場でシェア2位に


 


 


 


 【ソウル】韓最大の通信事業者であるSKテレコムはこのほど、グロバル市場進出大と競化のため、端末製造子社であるSKテレテック株の保有比率89.1%のうち60%にあたる454万2000株と経営権をペンタックに却した。携電話の共同究開はもちろん、米、中など海外市場進出協力など主要事業全般にわたり略的提携を結ぶことも明らかにした。ペンタックはSKテレテックの「SKY」ブランドをそのまま使用し、社員も全員引きいだ。


 SKテレテックは年間6000億ウォン(約640億円)以上の上高を誇る優良企業で、そのブランド「SKY」もハイエンド高格端末の代名詞になっている。今まで低格端末に集中してきたペンタックは、今回の買で相乗効果を狙っている。


 


 SKテレコムのSKテレテック持ち株比率は29.1%で、第2位の株主になる。持ち株比率が30%以下になるため特殊係も解消され、寡占防止のため年間120万台と生産規制されていたSKテレコムは規制象外となり、三星電子との競合係にも化が出そうだ。ペンタックは韓シェア1位の通信事業者と手を結ぶことで、韓国内端末製造1位も夢ではないウィン-ウィン略というわけだ。


 


 3000億ウォン(1株6万6050ウォン)に達する却代金は5月末までに全額現金で支われる。韓の通信業界では、この提携は世界携電話市場で韓企業の際競力を高めるきっかけになると評されており、2位のLG電子にとっては脅威となりそうだ。今年第1四半期(2005年1-3月)の韓端末市場シェアは三星電子が47.7%で不動の1位。LG電子が18.5%で2位だが、ペンタックの14.1%とSKテレテックの6.3%を合わせると20.4%でLG電子を抑えて2位に躍り出ることになる。


 


 ペンタックは今までLG電子を倒し2位になるため攻的なマケティングを繰りげていたが、SKテレテック買SKテレコムとの提携により絶好のチャンスを手に入れた。


 


 社は今年上期中にもSKテレテックの経営権譲渡を完了し、略的提携のための具体的な共同略を樹立する。主な容は、①略端末共同開R&D)、②製品供給協力、③海外市場開拓および大共同推進、社の存取引先の最大限の尊重──などとえられている。これによりペンタックは世界端末市場5位を目標としている。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年5月23日 vol.1089 載]  Link


 


 

韓国のIP電話市場 7月から本格サービス開始(2005年6月13日 掲載)

KTやハナロテレコムも入予定


通信事業者間の競激化


 


 


 【ソウル】パソコンから信用にしか利用できなかった韓IP電話で、7月から方向利用が解禁される。日本と同じようにIP電話からの信、受信が自由に行えるようになる。通話料金は全均一3分40-50ウォン(約4-5円)と固定電話の一般市電話料金39ウォンより若干高い。際電話は固定電話より70-90%は安くなる見みだ。


 


 IP電話利用料金は、市場大を希望する新規入組の事業者と存電話市場の縮小を懸念するKT(韓テレコム)、ハナロテレコムなどの大手通信事業者の間で利害係が衝突し、このか月間、事業開始のための政府や民間企業の間の交が難航していた。


 


 新しいIP電話の識別番070+局番4ケタ+一連番4ケタになる。番は海外にいても引越しをしてもそのまま使えることになっている。電話機はパソコンに接して使用する「GOODフォン」、とインタネットに接できる回線さえあれば利用できる「IPフォン」の2種類。「GOODフォン」はパソコンの電源が入っていないと使えない。


 


 固定電話網を握っているKTや市外電話のハナロテレコム、DACOMなど8社の大手通信事業者もIP電話を本格的に始める計で、IP電話市場を取りく通信事業者のシェアが激化する見みである。大手の場合はこれから情報通信部の事業許可を得て電話番を取得するなどの手きを始めるので、新規入事業者より2-3か月ほどれてサビスを開始することになりそうだ。


 


 一方、エニユネットや三星ネットワクスなどIP電話の門事業者は、KTやハナロテレコムなど基幹通信事業者と固定電話網接など事前に必要なインフラ整備の作業を6月末まですべて整え、料金などがまとまり次第サビスを開始する。エニユネットは、5月中旬にKTなど基幹通信事業者との存の回線網接を完了し、三星ネットワクスもいつでもサスが開始できるようにしている。


 


 KTとハナロテレコムは、IP電話と競するため通話料金を3分70-80ウォンから50ウォンに大幅値下げしている。KTは「IP電話は市外料金というものがないので、KTの市電話料金よりは高く料金設定されるべき」とく主張している。


 


 IP電話を利用すると純な音通話だけではなく、テレビ通話サビス、電話機の液晶から流れる情報提供サビス、多者間通話サビスなど多な付加サビスも利用できるので、ブロドバンドにいて情報通信技術の革新を感できるステップになると期待されている。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年6月13日 vol.1092 載]  Link


 

韓国の携帯電話機 国内価格が海外向けの2倍(2005年5月30日 掲載)

各メとも高機能格を継続


 


 


 


 【ソウル】韓の代表的な輸出商品の1つである携電話機の国内売価格が輸出格より2倍以上も高いことがわかり問題になっている。


 韓の携電話機の格は、衛星DMB携(モバイル衛星放送)、700万素カメラ付き携、ゲム携MP3携など高機能マルチメディア携電話機が相次いで発売されてから、新機種は日本円で8-10万円、最もシンプルなものでも4万円は下らない。


 


 三星電子、LG電子などのベンダは、「海外では基本的な機能だけ揃った低格端末が、韓国内ではプレミアム端末がよくれている。機能の差が値段の差につながっている」と明している。しかし一般のユは、「携電話機メはクアルコムに支うロイヤリティを韓の消費者に嫁している。韓国内では低格端末を全く販せず、値上げばかりするのは問題。プレミアム端末を好んで買っているわけではなく、それしかっていないから仕方なく買っている」と集で抗議する動きすら見せている。


 


 韓の携電話機の平均販売価格は日本より高い4万円台だが、今年末には5万円を超えると予想されている。三星電子製の携電話機は、今年第1四半期(2005年1-3月)には3万5600円だった平均格が第2四半期には4万円を超えた。LG電子製の携電話機も第2四半期の平均格は4万円、第1四半期の3万4000円に比べ大きく値上がりしている。ペンタック&キュリテルも第1四半期期の3万1000円から第2四半期には3万6000円に値上がりしている。


 


 一方、世界市場での平均格は三星電子が182ドルで最も高く、その次がソニー・エリクソンモバイルコミュニケションズ(177ドル)、LG電子(165ドル)、モトロラ(154ドル)、ノキア(143ドル)の順だった。


 


 LG電子の係者は、「4万円以下の基本型端末はもはや韓国内では発売しない方針。韓市場では携電話機のマルチメディア化が急速に進んでいるため、シンプルな機能しか搭載していない輸出製品との格差はますますがるしかない」と話している。


 


 三星電子の係者も、「韓の携電話市場はプレミアム、多機能、新製品を好む傾向がとてもい。そのため低格のものはあまりれない。韓の通信サビス環境は世界で最も達しているので、海外へ輸出する前にプレミアムモデルを韓市場で先行販し反を見ている。そのため格の差がありすぎると言われるのかもしれない」と、今後も韓市場では4-5万円以上の製品だけを発売する計であることを明らかにした。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年5月30日 vol.1090 載]  Link 


 

インターネット大統領の国民葬、オンラインゲーム上でも追悼

2009年5月29日、ノ・ムヒョン前大統領の国民葬が営まれた。世界中を驚かせた前大統領の死去。

 インターネットポータルサイトやインターネット新聞に集まった追悼のメッセージは、オンラインゲームにも広がった。


 主なオンラインゲームサイトではゲーマーたちがプレイを一時中断し、キャラクターに黒い服を着せてろうそくや炎といったアイテムを手にして一個所に集まりノ前大統領への追悼メッセージを書き込んでいた。


 「リネージュ」や新作ゲーム「AION」で有名なNCSoftは、29日午前10時から午後5時まで7時間、ゲームポータルサイト「PlayNC」のサービスを中断し、ノ前大統領へのメッセージを残す掲示板を設けた。








playNCによるノ・ムヒョン前大統領追悼の告知



 Hangameもメイン画面のバナーを灰色にして、国民葬の様子をネット生中継した。NexonのDungeon & Fighterではクリックすると白い菊を捧げられるオンライン焼香所を設け、1日で30万人が参加したほど反響があった。書き込みをする際には黒いリボンを意味する記号や、お葬式を意味するマークをを頭につけている。


 ゲームを中断してまで追悼に参加したことで、ゲーマーの反発はなかったのだろうか。NCSoftは有料ゲームサービスを中断する代わりに1日無料チケットを提供し、専用クライアントをダウンロードしたユーザーはゲームを続けられるようにしたため、反発はほとんどなかったという。それどころか、NCSoftやHangame、Nexonの評判はうなぎのぼり。一方、外資系ゲームサイトは、追悼バナーさえ作らなかったと憎まれ口を叩かれる始末となった。



韓国のオンラインゲームはただの「ゲーム」ではなくて、リアル社会とつながっているもう一つの世界。ゲーマーも国民の一人であり、ゲームの世界に閉じこもってばかりいるわけではない、というのを見せてくれた。オンラインゲームばかりして社会に適応できなくなった引きこもりが新しい社会問題になっている、なんて言われていたのに、そんな心配はごくわずかなユーザーに限った話のようだ。


 ソーシャルネットワークサイトでは、個人のページのBGMに追悼に合う曲をセレクトするユーザーが多く、国民葬でも使われたノ前大統領の愛唱曲やバラード、「千の風になって」などが1週間の間5万件以上販売されている。


 追悼ムードにのったマーケティングはジャンルを問わず増えている。新規オープンするe-bookサイトでは、ノ前大統領の著書のe-bookをプレゼントするイベントでアクセスを伸ばしている。


 ノ前大統領はインターネットコミュニティを通じた若手の熱血的な支持を得て大統領に当選し、「インターネット大統領」と呼ばれてきた。当選後も大統領官邸のホームページに寄せられる意見にコメントを残し、ネット文化にも深い関心を見せていた。政治家の中では誰よりも早くインターネットが持つ波及力や世論を集める機能を感知し、それを有効に活用し支援もした。


 しかし一方ではインターネット実名制度の導入を始めたのもノ前大統領の時代だった。インターネットを使った分お金を払うという従量制度を発表してインターネットユーザーやゲーマーをびびらせたこともあった。結局、定額で使い放題だからこそインターネットやデジタルコンテンツが発展するのであって、従量制でなんてとんでもないという圧倒的な反対意見に押しつぶされてことなきを得たものの、インターネットをめぐる騒動はノ前大統領の時代にもいろいろあった。


 それでもインターネットでここまで追悼ムードが続いているのは、ノ前大統領はインターネットが大好なユーザーの一人だったからではないかと思う。大統領だからとお高く留まっているのではなく、自らインターネットを使いこなし、個人的な意見もどんどんネットに書き込み討論しようじゃないかという姿勢を見せていた。韓国のネットは匿名の誹謗中傷や著作権違反ばかりする場所ではなく、実名で堂々と問題を提示して討論する場所であり、世論として実社会にも大きな影響を与える存在になれた。その土俵は2002年末、ノ前大統領を当選させるまでの過程で生まれたとも言える。


 熱しやすくて冷めやすい韓国では、国民葬が終わったとたん、マスコミはノ前大統領のことをあまり報道しなくなった。それでもネットでの語り合いは細く長く続くもようだ。


(趙 章恩=ITジャーナリスト)

日経パソコン
2009年6月4日

-Original column
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090603/1015768/

韓国の携帯電話市場 三星とLG電子、対極の価格戦略(2005年6月27日 掲載)

用性」と「最先端機能」に分化


 


 


 


 【ソウル】韓では携電話の高機能化競が激しくなっていたが、新たに格競という側面も出てきた。このほど、三星電子とLG電子が同時に500万素携電話を発売した。業界で話題になっているのは機能よりはむしろ2社の略である。


 LG電子は、NTTドコモと3G端末を共同開することになり、最近携電話市場に重点を置いている。そのLG電子が「用性」を武器に他社の携電話とわらない60万ウォン(約6万円)で新機種を投入した。


 


 一方、三星電子は「最先端機能」を調し100万ウォン(約10万円)を超える史上最高格の製品を登場させている。


 


 韓の携電話端末市場は、安い機種でも平均日本円で4-5万円。すでに2004年末に500万素携SCH-S250」を発売している三星電子は、デジタルカメラと比べても遜色ない世界初の光3倍ズムを採用した500万素「SPH-V7800」を発売した。有効画536万ピクセル、1600万カラQVGATFT-LCD、デジタル4倍ズム、オトフォカス、高性能フラッシュ、カメラと同じく細かい手動設定機能が搭載され、デザインもカメラのようになっている。


 


 三星電子の報担者の明によると、「携電話のカメラはが高くてもネット載用、スナップ写真用に限られていたが、これからは携電話でも十分作品が撮れるというのがり」だという。


 


 LG電子は厚さ18mmのスリム型500万素携SV550」、「KV5500」、「LP5500」を発売する計で、動撮影を重視している。LG電子側は「韓市場でのメガピクセルカメラ付き携市場は三星がリドしているが、超高略により携電話としての意味を忘れている。LGは最新機能の端末を三星に比べ破格的な格で提供する。市場でどっちが選ばれるのか、注目していただきたい」と自信を見せる。


 


 LG電子は500万素携のほかに衛星DMB携SB120)、世界初100万ポリゴングラフィックス加速チップを搭載した3Dゲム携SV360/KV3600)も、高格よりは使ってしい携をアピルし販促する計だ。


 


 韓のカメラ付き携2002年4月の11万素から始まり、03年3月30万、03年10月130万、04年6月200万、04年7月300万、04年11月500万、05年3月700万と急速に進化している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年6月27日 vol.1094 載]  Link


 


 

韓国・第7回ITテクノマート開催(2005年6月20日 掲載)

今年は256件の新技術が登場


 


 


 


 【ソウル】韓ソウルのCOEX展示場で6月9-11日の3日間、情報通信部と情報通信究振興院(IITA)が主催する「ITテクノマ2005」が開催された。今年で7回目となるITテクノマ2005では133の企業や究所、大加し、256のIT技術が展示された。今年はユビキタスをテマにした技術が多く、次世代パソコン、ユビキタス電子ペン、電子波を高率電池に換する用技術、遠隔で携電話を受信できるイヤホン、DMB(モバイル衛星放送)、PON(パッシブ光ネットワク)、RFID(無線タグ)、次世代3D(3次元)ディスプレイ、ロボットなどの技術が注目された。


 


 ITテクノマトは、韓IT市場で成長の原動力となる政府と大究機究成果と優れた技術を展示し、技術の需要と供給をつなげる技術取引の場となっている。技術取引とシステムの商用化を支援し、公共の究機から産業界への技術移を促進し、技術取引市場の活性化をるための展示というところが他の展示と大きく異なる点だ。


 


 科技術の投資を家技術の競力向上と新産業創出につなげるためには、究開された技術が産業界で利用され事業化されなければならない。情報通信分野の場合、技術の寿命が短いため、究開から技術移、産業化につながる一連の過程が速かに連携されなければならない。特にITインフラと世界有のインタネット網で注目されている韓だが、IT分野の究開と事業化への投資はまだ不十分である。究ばかりで商品としてり出されるものは少ないということだ。


 


 韓政府の究開事業のなかで、技術移および事業化連投資はR&D()投資額の1%。また、情報通信部、産業資源部、科技術部事業の技術開成果の平均事業化率は21%に過ぎない。だが事業化率は「ITテクノマト」が開催されるようになってから年上昇している。


 


 ITテクノマトでは1999年から04年まで503機1055件の技術を展示し、4952件の技術相談と84件の技術移に成功している。技術料入も13億ウォン(約1億3000万円)に達する。


 


 今年は、技術移やライセンシング、M&A(企業の合)、技術協力、OEM(相手先ブランドによる生産)など多な技術交流活動も支援し、大IT究センタの技術を活用できるように紹介するも特別に開いた。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 2005年6月20日 vol.1093 載]  Link


 


 

韓国・情報通信部 産・学・研のIT人材政策協議会スタート(2005年7月11日 掲載)

メントリング制度導入


 


 


 


 【ソウル・情報通信部はこのほど、IT人材専門知識強化産業界適応能力向上のため、IT企業学教育認証院および学会などが参加する「IT人材政策協議」を発足すると発表した。IT人材政策協議学協力プログラムによる人材発掘・運営学教育認証学教育認証人材優先採用推進など、学協力活性化について論議することになる。


 


 IT人材政策協議人材専門知識強化産業界適応能力向上のため、モデルになる先輩との親密関係から自己発展できる「メントリング」制度導入について検討している。


 


 今回導入検討するITメントリングは、プロジェクト経験があるメント(指導者助言者)が課題となる事業国情報通信研究振興院のウェブサイトにすると、学教授がメンティ(支援対象者)グルプをつくり、学生らはメントの指導けながら課題遂行する制度だ。


 


 メントリング制度は、いくつかの海外教育機関採用している。えば、スウェデン王立工科大は、実習中心授業のため、エリクソン、マイクロソフト、ノキアなどの企業める専門家をメントに指定し、新入生教育させている。


 


 情報通信部は、昨年85ITメントリング課題験的った。その結果学生らのく、育成した人材78%が就業IT関連学科平均57%)するなどその成果きかったため、2010までIT関連学科20%にメントリング教育をさせるだ。


 


 今年120が「ITメント」に選定され、3000人以上のメンティが参加して、250りの課題うようになる。またメントリング課題成果物今年末展示開催し、企業などに公開する。メントリングに参加した企業政府財政支援事業参加する際優待され、学生就業活動支援優秀参加者表彰などの特典がある。


 


 情報通信部はこのにも「ITスキルフレムワク」をし、IT人材国家間相互交流人材供給教育などで活用するだ。「ITスキルフレムワク」は、専門分野別職能レベルと補職移動経路提供する標準指針書で、英米日本ITスキル標準など先進での職務能力標準基準IT人材政策協議今後ともIT専攻教育改善学教育拡散などのため続的活動するだ。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 


 BCN This Week 2005711 vol.1096 掲載]  Link


三星電子 パソコン累計販売1000万台突破(2005年7月4日 掲載)

11年間韓国市場トップを堅持


 


 


 


 【ソウル三星電子は、1983にパソコン事業めてから23年目今年5で、デスクトップパソコンとノトパソコンをわせた国内でのパソコン累計販売台数1000万台突破したと発表した。


 838ビットパソコン「SPC1000」でパソコン市場進出した三星電子は、93のエコロジパソコン「グリンコンピュ」の発売本格的注目されるようになり、94にはシェア22.2%を獲得してめて国内市場首位になった。


 


 三星電子はこのから04まで11年間国内首位維持し、パソコン市場のリディングカンパニとしてのポジションをめてきた。昨年国内シェアは38.2%。三星電子のパソコンは技術力、デザイン、サビス、ブランドイメジなど消費者重視するすべての要素顧客満足実現しているとされている。


 


 テスクトップパソコンは国国内用だけ、ノトパソコンでは世界市場攻略している三星電子は、世界的熾烈なパソコンの価格競争のなかで、プレミアム製品中心とした新製品開れ、収益性維持している。昨年軽量トパソコン「センスQシリズ」を発売し、世界初地上波DMB(デジタルモバイル放送受信テスト放送成功した「センスQ30」などで、その技術とマケティング世界からも注目されている。


 


 三星電子97からめたリストラを継続する一方来戦略たに構築している。収益保障される事業には果敢投資しまない「オルイン戦略」を展開。ノトパソコン、MP3プレ、デジタルオディオ、ホムシアタ複合プリンタなどホムネットワク、オフィスネットワク、モバイルネットワクに代表される来事業には積極的投資をしている。その反面成長性いとされた小型生活家電生産中止または早期売却するである。


 


 三星電子コンピュタシステム事業部金憲洙副社長は、「三星電子のパソコンが代表するブランドとして成長できたのは、顧客欲求正確分析し、最先端技術力顧客満足させてきた結果」とり、「現在三星電子のパソコンはワルドワイドのシェアで10位程度だが、今後5にコンピュ分野でトップ5るのが目標」とす。


 


 三星電子はパソコン累計販1000万台突破記念し、6までイベントモデルを購入するとステレオスピまたは「マイクロソフトオフィス2003」をプレゼントし、ウェブサイト(http://www.zaigen.co.kr/)でも合計1000たる懸賞イベントを開催した。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)


 


 BCN This Week 200574 vol.1095 掲載]  Link


 


 

ノ・ムヒョン前大統領死去、ネティズン捜査隊が真実を暴く?

ノ・ムヒョン前大統領が亡くなった。自殺だそうだ。

 このニュースを目にした時には正直、どこかの新しくオープンしたインターネット新聞が「またページビュー稼ごうとしているのでは?」と疑ってしまった。


 だって、この前もポータルサイトのメイン画面に「女優シン・ミナが失踪!」という記事があって、「え!うそ~」とびっくりしてクリックしたら「某焼酎CMモデルとして活躍している女優シン・ミナの全身サイズ立て看板が全国で失踪を繰り返している。あまりにもきれいなので盗まれっぱなし、某焼酎の売上も伸びている」という内容の記事だった。韓国ジャーナリズムはこの程度のものなのかと、恥ずかしくなった。(今もこれをばらしていいものなのか、顔から火が出そうだが…)だから、今回も記事のタイトルは刺激的だけど記事の中身はどうってことないだろうな~と思っていた。しかし、ノ・ムヒョン前大統領死去は本当だった。


 それにしても前大統領が自殺だなんて。衝撃が大きすぎる。悲しすぎる。退任後、普通の人に戻った大統領が一人もいないではないか。「清廉」、これはノ前大統領のプライドだった。コネも金もない庶民の味方として、既得層と戦う野党議員から大統領になった。兄や夫人が不正資金を受け取ったという疑惑の捜査は、捜査が始まったというだけで人々にショックを与えた。大統領としては期待に沿わなかったところもあったけど、どんなことがあっても人間的には素晴らしい人だと信じていたから。


 ネットでは政治的他殺として李明博大統領を非難する書き込みが後を絶たない。「李大統領へ。ノ前大統領が亡くなりました。これですっきりしましたか?」、「大泥棒がノ前大統領を小泥棒にでっちあげては殺した」、なんて、おいおい、そこまで書いていいのか? というほど、過激な書き込みが続いている。自殺という発表はあったものの、その現場に一緒にいた警護員の陳述が毎回違うことから、自殺に見せかけた暗殺という陰謀説も広まっている。


 韓国には「ネティズン捜査隊」がある。これは別に警察でもなんでもなく、するどい目を持つネットユーザーたちのこと。「タレントAが今日バラエティー番組でつけていた時計はタレントBが雑誌のインタビュー写真で見た時計と同じだ。もしかしてカップル?」、「サッカー選手のCと歌手のDをどこどこで目撃した。証拠写真はこれ」などなど、探偵のように芸能界熱愛説の動かぬ証拠を集めるのが得意なネットユーザーたちのことをネティズン捜査隊と呼んでいる。


 この前は上半身裸の有名歌手と胸が半分ほど見えるキャミソール姿の女優が並んで顔にパックを塗り、「6年間恋愛中」と書かれた写真が出回った。この写真と同じ服を着て一人でパックをしている写真を個人Blogに載せた女優は、実は何度もこの有名歌手との熱愛を否定していた。ネティズン捜査隊によってついに動かぬ証拠が見つかってしまったということだ。


 芸能人の整形前写真を見つけるのもお手の物! デビュー前にストリートスナップで取り上げられた写真を見つけては、どこどこを整形したのか詳しく解説までしてくれる。ネティズン捜査隊によって嘘がばれた芸能人は数しれない。

今回もネティズン捜査隊が活躍しそうな気配をみせている。過去の政治的対立者を自殺や事故死に見せかけ暗殺した事件の記録を集め、ノ・ムヒョン前大統領が崖から身を投げたとした警察発表の内容、マスコミに報道された内容をかき集めては、何かがしっくり来ない、証言が食い違っているところを徹底的に暴いている。

 メディアへの不信もネティズン捜査隊を動かす要因の一つである。真実であっても、政権に悪い影響を与えることには目をつぶる、それが何十年も繰り返されてきた。生き残るために。


 メディアには報道されない真実とは何か、それが知りたくてインターネット新聞や市民記者が人気を集めた。テレビや新聞には載らない生のままの現場を写真や動画で伝えるブロガーニュースがポータルサイトのメイン画面に表示され、既存メディアと同じようにヒット数を記録するのも韓国ならではの現象であろう。


 ノ・ムヒョン前大統領を追い込んだ収賄事件についても、検察は捜査中断を決めた。それは何故だ。この際、最後まで捜査しようじゃないか。清廉のふりをしていただけなのか? でっちあげの事件なのか?何故死んだのか? 悲しむだけで忘れてしまっては、同じようなことが繰り返されるだけだ。今の大統領だって、退任後が怖いでしょう? 検察がだめならネティズン捜査隊に頼ってみるのはいかがでしょう。

(趙 章恩=ITジャーナリスト)

日経パソコン
2009年5月27日

-Original column
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090527/1015529/