韓国のIT事情 三星電子製半導体のコピー出回る(2007年2月26日 掲載)

 



の模造品が脅威に


  


 


【ソウル】三星電子が世界で初めて開した1Gナンドフラッシュメモリのコピ品が中で製造され、韓国経由で第三に輸出されていたことが発覚し、察が査にり出した。仁川空港税関で摘されたこのコピ品は三星電子製メモリの製品番を消してから、その上に新型製品の製造番を表記する方式で流通していた。



 今回摘
されたコピ品は、三星電子の本物と別が難しいほど精巧に造されていた。しかし、仁川空港の税関は、製造元が三星電子になっているのに確認印章がないだけでなく、外部包装態にも違和感があったため、調査をしてみたら中製のコピ品であることが発覚したと明している。


 


 ナンドフラッシュメモリは電源が切れても情報がる記憶装置で、デジタル機器の中核部品として脚光を浴びている三星電子の主力製品だ。


 


 今回の事件が深刻なのは、三星電子の中核技術までコピされている疑いがあるからだ。三星電子の社員とのつながりも疑われている。三星電子やハイニックス半導体は中、インドで安いコピ品が出回っているため対応を急いでいるところだった。


 


 半導体のコピ品による損害は短期的に10億ドル以上、コピければ三星電子のブランドイメジにも打え、100億ドル以上の損害に大すると予想されている。


 


 コピ品は韓の主な輸出品目である自動車、携電話、鋼など、さまざまな分野にがっている。三星電子はSAMSONG、SANSING、SIMSUNGなどのコピブランドが中がっているため、対応を急いでいる。1月には、三星のマンション「美安(レミアン)」のブランド名、設計、分方式などを無使用した中の建設社が摘され、中政府によって1060万元の罰金が課されるという事件もあった。



趙章恩(チョウ
チャンウン=ITジャナリスト)






BCN This Week 2007年2月26日 vol.1176 載] Link