三星SDIとLGPD ブラウン管のスリム化競争展開(2006年6月26日 掲載)

(ソウル発)三星SDIとLGフィリップスディスプレLGPD)は21インチブラウン管の厚さを世界初の30センチ未にスリム化することに成功し、ブラウン管の需要は落ちていないことを積極的にアピルしている。


 6月7日には三星SDIが29.9センチのブラウン管を開し、14日にはLGPDが3ミリ薄い29.6センチのブラウン管開に成功した。存のブラウン管の厚さは43.6センチだから3割以上も薄いことになる。社は今年下半期からウルトラスリムブラウン管の量産に入る。LGPDは中南京工場にも量産体制を敷く方針だ。


 


 三星SDIとLGPDの「ウルトラスリム競」がおきているのは、ブラウン管テレビにする世界市場の需要が相らず大きいためだ。先進ではすでにブラウン管テレビを新しく購入する人は珍しくなってきたが、それ以外の世界市場では相らずブラウン管テレビが主流だからだ。


 


 特に東南アジアではブラウン管テレビのシェアが99%に達している。また先進市場でも液晶プラズマは主に30インチ以上の大型が中心なので、30インチ以下の中小型テレビに限れば依然、競力がある。


 


 LGPDの係者は、ブラウン管テレビの世界需要は昨年の200万台から今年は1400万台にえると予想したうえで、「ウルトラスリムテレビを開し、値段は安くデザインは液晶プラズマと遜色ない人商品にしたい」と話している。


趙章恩(チョウチャンウン=ITジャナリスト)



BCN This Week 2006年6月26日 vol.1143 載]  Link