[日本と韓国の交差点] 韓流ビューティーブームで化粧品の輸出が好調

日本に続いて、中国やアジア各地でも話題に

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先週末、久しぶりに明洞に出かけた。明洞はソウルで最も大きな繁華街で、外国人観光客にも人気がある。オフィス街でありながら、デパートやショッピングセンター、屋台が密集している。いつ行っても、人をかき分けないと歩けないほど混んでいる。

 「韓流ブーム」と騒がれた2002年あたりから、明洞には日本人や中国人の観光客が多くなった。日本語と中国語しか聞こえてこないので、韓国だということを忘れてしまうくらいだ。どのお店にも日本語担当、中国語担当の店員がいる。最近は日本人や中国人を店員として雇うお店もよく見かけるようになった。


 明洞で驚いたのは、春に比べてまた一層、化粧品屋さんが増えたことである。メインストリートも裏道も、ほぼ1店おきに化粧品専門店とドラッグストアが並んでいる。それぞれのブランドのイメージキャラクターになっている韓流スターの巨大ポスターや立て看板が飾ってある。お店の中は日本人や中国人観光客で賑わっていて、いくつかの化粧品専門店では、レジ待ちの列が店の外にはみ出しているほどの繁盛ぶりだった。


 明洞にある化粧品専門店のほとんどが扱っているのは「低価化粧品」というカテゴリーの製品である。化粧水1本300~1000円ほど。ただし、安かろう悪かろうではない。値段はとても安いのに品質はそれなりに良いので、韓国の女性にも人気が高い。シートマスクなんて、美容液が25ミリリットル含まれているのに1枚40円~100円ほどだ。きゅうりパック、卵パック、トマトパック、黄土パック、炭パック、よもぎパック、紅参パックなど、種類も数えきれないほどある。見ていると、ついついあれもこれもと買いたくなる。


 それに「おまけ」がこれでもか!というほどついてくる。化粧品のサンプルはもちろん、購入金額に応じてもらえるポーチやブラシ、化粧品の現品セットなど…。「おまけ」ほしさに、ついつい買いすぎてしまう。日本円で2000円分も買えば、紙袋の中身はおまけの方が多くなる。



日本人は韓国化粧品、韓国人は日本化粧品を好む



 「低価化粧品」の元祖であるMISSHAとピンクのお姫様風インテリアが印象的なEtude Houseの店員さんに、外国人観光客には何が人気なのか聞いた。2009年までの人気商品は「BBクリーム」と呼ばれる肌色のクリーム。シミなどを自然にカバーしてくれるものだ。スキンケア効果もある。日本のテレビや雑誌に紹介されたところ、1人で50本、60本と買うお客が続出したそうだ。


 2010年ぐらいからは、中国の漢方と韓国の伝統医学を融合して開発した韓方化粧品や、かたつむりクリームという高機能性化粧品が人気だという。以前はお土産に買って行く人が多かったが、この頃は自分用に定期的に買いに来る常連の観光客が増えたという。


 そう言えば、日本の化粧品専門店で、韓国ブランドの化粧品を頻繁に見かけるようになった。日本の本屋さんで「韓流ビューティー」「韓国コスメ特集」といった雑誌の見出しをよく見かけるようにもなった。韓流ビューティーって何だろうと思い、つい立ち読みした。中には「韓国の化粧品はすごい」「韓国の美容法はすごい」とちょっとおだて過ぎではないかと思う記事もある。だって「韓国の女性は肌が白くてきれい」とか、「メイクが上手」だとか、「みんなプロポーションが良い」とか。そういう記事を読むと「私は一体…」と落ち込んでしまう。


 韓国最大手のロッテデパートや、新世界デパートの2011年上半期化粧品売上ランキングを見ると、韓国で最も売れているのは日本の「SK IIである。2位はアメリカのブランドKiehl’s、3位は韓国の韓方化粧品ブランド「雪花秀」(ソラス)であった。韓国の女性で間では日本の化粧品がブーム、日本の女性の間では韓国の化粧品がブームというのは面白い。



韓国化粧品が海外展開を拡大



 韓国の化粧品は、日本に続いて、中国やアジア各地でも話題になっているようだ。


 食品医薬品安全庁が韓国化粧品の生産と輸出実績(2010年)を調査した結果、生産額は前年比16.4%増の6兆146億ウォン(約4627億円)、輸出は5億9700万ドルで前年比43.5%増だった。化粧品の主な輸出先は中国、日本、香港の順。ただし伸び率では、タイ向けの輸出が前年比638%増、対マレーシアが122%増と伸びている。一方、2010年化粧品の輸入は前年比21.2%増の8憶5100億ドルだった。


 食品医薬品安全庁は化粧品の生産と輸出が伸びている理由として、世界各地で起こっている韓国ドラマブーム、KPOPブームを挙げている。韓国ドラマにはまり韓国の女優のような白い肌になりたいと思ったり、KPOPアイドルのようなメイクがしたいと思ったりする女性が増えている、との分析だ。



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By 趙 章恩

2011年9月7


-Original column
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110830/222350/

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>25.今回のテーマ■アナログ停波(下)

地デジが抱える大問題


放送局が危ない!?


 


 


 2012年末をもって、韓ではアナログ放送から地上デジタル放送に切り替わるという日程が組まれている。だが、地デジをよく知らない民が多く、大混が起きる恐れがあることを前で報じた。



 しかし問題は視
者よりも放送局なのだというもある。放送局側の地デジ対応が予算の問題で予定通り進んでいないからだ。


 


 韓政府は地デジの環境に合わせたデジタル放送コンテンツの制作と流通を振興するための「デジタル放送コンテンツ振興法」制定の準備を急いでいる。放送コンテンツ振興委員を結成し、財源は放送展基金、情報化促進基金、政府予算などでまかなう計だ。


 


 放送通信委員の調査によると、放送局4社のデジタル換費用は1兆7000億ウォン(約1160億円)と見まれている。放送局はインタネットに視者を奪われ、入が減っていることからすでに赤字経営っているため、地デジへの投資まで手が回らないと主張している。公放送であるKBSは、アナログの難視問題すらまだ解決できていない。添付画像


 


 なんとか特別法の勢いで地デジブムをき起こしたい放送通信委員は、KBSの受信料を値上げする一方、政府がコントロルしていたテレビCMを全面的に自由化して、CM業や流せる時間などの規制を緩和することで地デジ連予算を確保できるようにする方針である。とはいえ、不況でテレビCMが減ったというのは、視者の生活に余裕がなくなってきたということでもある。地デジのためとはいえ、視料値上げなど反されるに決まっている。た方策は、CMの規制緩和だろうか。


 


 アナログ放送が中される2012年は韓の大統領選の年、そしてロンドンオリンピック開催の年でもある。オリンピック特需も考えられるが、2008年秋から世界を襲っている金融不安や不況がどれほどくかも影響するだろう。韓は放送の史が長く、韓より1年半ほど前にアナログ放送を中する日本に注目している。日本を手本にして、よりスムズに地デジへ換したいと思っているのだが、聞こえてくるのは「地デジ詐欺」。困ったものだ。韓には「紙一枚も二人で持てばなおい」ということわざがある。日韓で一に知を絞ればうまくいくかもしれない。

(趙
章恩●取材/文)


 


 BCN This Week 2009年1月5日 vol.1266 載] Link 


 

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>24.今回のテーマ■アナログ停波 (上)

も地デジ開始が大問題


アナログ停波が大混招く?


 


 


 日本では2011年7月にアナログ放送を停波して地デジへ切り替わるのを前に、「地デジ詐欺」が問題になっている。「このままではテレビが映らなくなります」と、アンテナを設置してもいないのに多額の設置代を騙しとったりする手法は韓でも紹介された。12年末にアナログ放送停波を控えている韓でも、この手の詐欺が起こりそうな雰囲気だ。



 地デジ
対応テレビに買い換えさえすれば地デジが視できると思いんでいる人が韓にも非常に多い。IPTVのセットトップボックスを契約してデジタル放送を受信するか、アンテナを交換する必要があることが知られていない。


 


 韓08年2月、「地上波テレビジョン放送のデジタル換とデジタル放送の活性化のための特別法」を制定し、13年からデジタル放送に切り替えることを決めた。 そのために08年10月には韓地上波デジタル放送推進協DTV Korea)が結成された。地上波放送局4社、地域放送局、政府系シンクタンク、家電量販店、市民体、有職者らが集まった体だ。韓01年10月、世界で7番目に地デジを始めた。しかし、07年末時点での地デジ認知度はたったの31.3%、このままでは、民の半は「テレビが映らない!」と、大混る恐れがある。添付画像


 


 策の一環として、DTV Koreaは08年11月、韓初の地デジ告知CMを流し始めた。日本のCMと同じく、アナログ放送の停波日程、デジタル換方法が紹介されている。このCMの面白いところは「テレビを買い換えなくても信を受信できる方法がある」とセットトップボックスと小さくて値段も手ごろの室アンテナを紹介しているところだ。このアンテナは韓のベンチャ企業が作っているもので、重量75gとく、窓にくっつけたり、壁にかけたりして、外の信を受信するようになっている。アンテナ代は3万ウォン(約2000円)ほど。低所得者層向けに需要が伸びるとみられている。


 


 さらに、DTV KoreaのWebサイトではデジタル換についてアンテナ直接受信、ケブルTVを由した受信、衛星受信に分けて費用や方法明している。一般の人にとってはアンテナ代なんていくらが相場なのか全く予想がつかないので、目安になる金額を提示しているというわけだ。

(趙
章恩●取材/文)


 


BCN This Week 2008年12月22日 vol.1265 載]   Link

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>23.今回のテーマ■モバイル放送(下)

岐路に立つモバイル放送


益よりもプライドか?


 


 


 前で報じたように、韓で衛星DMB(Digital Multimedia Broadcasting=衛星モバイル放送)を運するTUMedia社は負債比率2045%という危機的況にっている。



 ここまで赤字が
いているのに、親社のSKテレコムはTUMedia社に約50億円を投資することを決定した。「韓が世界初で商用化しておきながら退場するのは不名だ。同じ衛星を使っている日本が先にやめれば韓もやめる」という話すらあった。結局、日本の東芝は赤字経営に耐え切れず、衛星モバイル放送を中したという緯がある。


 


 衛星モバイル放送は有料放送である。月1000円ほどだった料金をSKテレコムの加入者に限って半額にして、利用者を70万人から130万人にまでやした。しかし、携電話メはもう見限っているようだ。衛星モバイル放送を視できる携端末はここ1年、新しい機種が発売されていない。


 


 この放送の目玉は存のテレビ局では放送していないスポツ中である。TUMedia社は、テレビではることができない番組を提供していると宣するが、海外でコンテンツを買ってこないといけないのでお金がかかる。添付画像


 


 放送と通信の融合を象する韓初のニュメディア「衛星DMB」は、サビス開始直後から経営危機が囁かれながらもここまできた。今でも成せば成るとまだ希望を捨てられずにいる。トライ&エラが韓の特であり持ち味でもあるが、デジタル放送は一間違えれば致命的なエラになりかねない岐路に立たされている。


 


 2008年11月からは放送と通信の本格的な融合として、最大手通信社のKTが地上波放送IP再送信を含むIPTVを商用化した。IPTVもまた金の卵を産むだろうとバラ色の展望が語られている。IPTVはテレビとセットトップボックス、ネットワク回線を利用し、衛星デジタル放送と同じく月利用料を徴収する有料放送である。有料なのにそれに相するコンテンツが見たらないという理由で加入者が思うように伸びなかった衛星デジタル放送を訓にしてコンテンツ競が始まるのかと思ったら、IPTVは大手通信事業者を中心にっ先に料金競から始まった。これまた典型的なトライ&エラの事例になってしまうのではないかと、不安をえる。

(趙
章恩●取材/文)


 


 BCN This Week 2008年12月15日 vol.1264 載] Link

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>22.今回のテーマ■モバイル放送(上)

モバイル放送の危機


商用化“世界初”の裏側は


 


 


 韓2005年5月1日、世界初で商用化したことを自慢にしていた衛星DMB(Digital Multimedia Broadcasting=衛星モバイル放送)の赤字が深刻な況になっている。衛星DMBのようなニュメディアが登場すれば、約3000億円の経済効果があると展望されていたのに、逆に280億円近い累積赤字を記している。衛星DMBの運者であるTUMedia社の負債比率は2045%、親社である最大キャリアのSKテレコムから見放されたらもう終わりという段階に差し掛かっている。



 衛星DMBだけでなくワンセグ、地上波DMBも事情は同じだ。800億円と予測された
経済効果は消え、100億円の赤字だけがっている。無料放送なので利用者をやして入を得ないとやっていけないが、対応端末が1500万台れても韓国独自の告事情からDMB事業者には全くお金が入ってこない。地上波放送局は通常の放送をそのまま地上波DMBに流せばいいので負担はないが、放送局でない三つのコンソシアムが問題だ。韓は中間告(番組の途中に入るCM)が禁止されている。告は番組の最初と最後、60分ごとに1回と法律で決まっている。DMBにしてはそれを緩和すると言いながらも、規制がいてきた。添付画像


 


 ケブルテレビにコンテンツを納品していたプロダクションやインタネット事業者らが集まったコンソシアムはコンテンツの制作にも相な資金を投入している。告でり上げを伸ばさないと益は上がらないのにそれを流せる時間に限りがあり、投資ばかりしなくてはならないとなれば経営が危なくなるのは然だ。なんとか赤字を逃れるため、デタ放送や付加サビスとして放送とショッピングを連動させたサビスに力を入れている。ドラマの主人公が着ている服をその場ですぐ買えるショッピングサビスのために放送局と芸能プロダクション、キャリアが提携し始めた。


 


 韓では携電話から衛星DMBを受信できるし、地下りながら衛星地上波モバイル放送を視できるというのが自慢だったのに、09年5月開通の地下9線以降はそれが見られなくなった。ギャップフィラ(電波のきにくい場所の受信特性を改善する装置)を設置するお金がもうないからだ。

(趙
章恩●取材/文)


 


 BCN This Week 2008年12月8日 vol.1263 載] Link


 

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>21.今回のテーマ■ブランド戦略


サムスンの中国戦


ブランド1位をキ


 


 


 中サムスンが「中消費財企業象ブランド値評」で4年連1位に選ばれた。中北京大経営院、「光華管理學院」傘下の案例究中心(案例究センタ)が表した「2007年中消費財企業大賞ブランド値評」で、中サムスンは05年から4年連1位に輝いた。中サムスンのブランド値は06年よりも7.9%加した560億元と評されている。2位は中Haier(472億元)、3位はNOKIA(411億元)、4位は上海Volkswagen(302億元)と、北京オリンピックのスポンサとなったブランドの値が高く評された。日本企業は9位にホンダがランクインしている。 



 評
象になったのは中企業61社とグロバル企業39社である。評方法は、消費者へのアンケト調査とマスコミに報道された企業の社活動を合的に評した順位であり、05年から表されている。


 


 「光華管理學院」は、中サムスンが北京パラリンピックのサポトをはじめ、中国内での社活動に非常に積極的であることを高く評しているという。添付画像


 


 サムスンは中で自社の携電話ブランドである「Anycall」の名前をつけた開眼手術支援「愛之光行動」、聴覚サポト犬訓練センタの設立、希望小校の設立、中国内の法人1社が一つの村を支援する「一心一村行動」を行っている。希望小校は中の山間地域に45校設立していて、2010年まで100校の小校を建てる計を持っている。


 


 中でサムスンはコカコラと並び、中に最も貢する多籍企業といわれている。「社国内外もない。みんなが幸せになる経営を目指している」と同社はコメントする。中に貢する企業というブランドイメジを持つことは、マケティング的にも重要なことである。


 


 中サムスンは08年、前年比25%331億米ドルの上高を見んでいる。だが、金融危機は中をも襲っていて、同社の09年の上高は15%程度しか成長しないだろうと予測されている。


 


 とはいえ、不景こそ企業ブランド値が評されるチャンスである。サムスンが中施してきた社がどれほどの値を揮するのか、09年はその力が測られることになりそうだ。

(趙
章恩●取材/文)


 


BCN This Week 2008年12月1日 vol.1262 載]  Link


  


 

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>20.今回のテーマ■グリーンIT(下)

花開くCO2削減アイデア


民レベルの取り組みで


 


 


 製品を製造し、あるいは消費しながら、私たちは大量のCO2を排出する。そのCO2の量を「炭素の足跡(Carbon Footprint)」と呼ぶそうだ。IEA(際エネルギ)が表した主要家別CO2排出量を見ると、2005年の韓4億4891万トンで世界8位。年、民一人あたり4000本の樹木を植えない限り「炭素の足跡」を消せないほど深刻な問題になってきたとして、政府が率先してCO2排出を削減できるアイデアをあれこれ表してきた。



 そのなかで面白いのは「炭素キャッシュバック制度」である。家電製品や携
電話、パソコン、プリンタなどIT製品を購入する際に省エネ認定製品を購入すると、購入金額の%がマイレジとして貯まり、交通機や大手スで使えるようにするキャッシュバック制度である。08年11月中に開始される予定で、政府機のエネルギ管理公SKマケティングカンパニの提携で運する。添付画像


 


 自治体も「炭素キャッシュバック制度」を導入していて、主婦たちが活加している。ソウル市から南へ4時間ほどの距離にある光州市では、5月に「二酸化炭素銀行」が登場した。月の電使用量を銀行に登すると、前月比で節約した分をポイントに換算して積み立て、現金と同じように地元スなどで使える。こうした特典が人となって地を中心に加入世え、08年9月時点で約2万世が登した。ソウル市江南も「地元炭素ポイント制度」を運している。241kwhを節約すると1000ウォン(約80円)が貯まり、役所が運する育プログラムや施設利用料として使えるようにしている。


 


 09年からは大型スなどで、製品を製造するために排出されたCO2排出量をパッケジに表示する「炭素成績表示制度」も始まる。消費者が興味を抱けば、メCO2排出量がより少ない製品を開するだろうという狙いだ。まずコカラ、アモレパシフィック(化粧品)、リバト(家具)、LG電子など大手企業10社を象にテストサビスを開始し、08年末までに排出量認証基準を確定する計である。


 


 炭素キャッシュバック制度導入で「エコ買い替え」もえるかどうか、韓が世界のテストケスになりそうだ。

(趙
章恩●取材/文)


 


BCN This Week 2008年11月24日 vol.1261 載]  Link


 


 


 


 

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>17.今回のテーマ■フォント開発(下)

ネットの時代こそのフォント開


ファッションにも採用


 


 


 韓インタネット振興院が施した「2008年インタネット利用態調査」によると、韓では人口の77.1%、10-30代は98-99.9%がインタネットを利用し、そのうち84.5%がインタネットから新聞記事をんでいるという結果が出ている。ネットの閲覧や文書作成をする際に、少しでも目の疲を和らげてくれるフォントがあればありがたい。


 インタネットを使うのが日常的となっているにもかかわらず、20年近く前に導入されたマイクロソフトのフォントに依存しているのはIT先進として念なことである。みやすく目が疲れないフォント、新聞サイトやポタル自のフォントを望む動きはどんどん高まってくるということで、フォントを門的に開する企業もえてきた。


 


 ファッション業界でも新しいハングルフォントの開に注目している。文字をモチフにしたデザインが流行っているからだ。携電話端末や冷庫にも流れ星のようなハングルフォントで有名な詩を彫刻した限定版が登場している。パリのファッションショでは韓人デザイナのハングルがプリントされたシャツやワンピスが注目された。光地でっているような類いのものではない。鳥や花を描いたようにも見える美しいハングル書体をアレンジした衣装は、東洋的で不思議な記にも見え、韓の芸能人の間でも流行っている。添付画像


 


 ハングルをビジネスとして見直す動きが一時的な流行で終わらず、自分のの言葉を愛し正しく使うことへつながることを願うキャンペンも行われている。チャットやメッセンジャの登場によって、韓でも2ちゃんねる用語のような言葉がたくさん出てきたので、「言語破」や世代間の言語デバイドが問題になっている。それに、韓ではグロバル化の一環として英語育に力を入れており、小校から英語の授業を始めている。英語しか使わないという幼稚園は、妊娠したらすぐ予約しないと生まれたわが子を入園させられないという繁盛ぶりだ。


 


 英語ばかりで韓語は使われなくなり、ハングルフォントはもういらない、なんてことにならないようにしなくては。

(趙 章恩●取材/文)


 


 


 BCN This Week 2008年11月3日 vol.1258 載]  Link

<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>16.今回のテーマ■フォント開発(上)

自のフォント開がブム ブログの流行が後押し


  


 


 韓10月9日は「ハングルの日」だ。その昔、文字は漢字だけで、貴族しかみ書きできないことを不憫に思い、平民も文字のみ書きができるようにしたいと、李氏朝鮮時代4代目の王「世宗大王(セジョンデワン)」によって1443年に創製されたのが訓民正音(フンミンジョンウム)。これは母音10字、子音14字で構成されており、一字一音素の音素文字だから、外語も本音に近く表記できる。この訓民正音の現代的名が、ハングルなのである。



 ハングルのフォントは1995年、Windowsが
く使われるようになってからWebでも文書でもマイクロソフトが開したGulim、Dotumフォントが使われている。しかし、これはハングルが持つ文字の美しさを表現できないだけでなく、非常に目が疲れるフォントだそうだ。そのせいか、韓のポタルサイトや新聞社のネット版では、文字をよりみやすいように工夫された自のフォントを開し、無償で提供している。


 


 サイトにアクセスするだけで、自に開されたフォントで表示される。新聞社のサイトは文字のサイズによって自動的に最もみやすいフォントにわるよう設定されている。分量の長い特集記事だとどうしても紙にプリントしたほうがみやすかったが、フォント開が始まってからは面上に文字が鮮明に見えるので、みやすくなりプリンタの使用が減った。フォント開は資源保護にもつながるというわけか。添付画像


 


 ソシャルネットワクサイトやブログの流行もフォント開を煽っている。個性をアピルするため、BGMや背景面、さまざまな飾りつけアイテムの一つとして特なフォントを使いたがる人がえてきたからだ。最近のブログを見ると、みやすいフォントもある一方で筆な手書きのようなものもある。何が書いてあるのかまったく理解できない暗のようなフォントもあったりする。


 


 韓最大のポタルサイトであるNAVERはWeb面をみやすくするというナヌムゴシック体とナヌム明朝体の二つのフォントをネットで無償提供している。NAVERはフォントを一つ作るのに1億円はかかったとしながらも、Webの展のため今後4年ほどかけて多なハングルフォントを開していきたいとしている。

(趙
章恩●取材/文)


 


 


 BCN This Week 2008年10月27日 vol.1257 載]  Link


 


<ケーススタディ“韓流”IT TRY&ERROR>15.今回のテーマ■採用戦略(下)

「創意力」求める韓IT企業 げて融合型人材を育成


 


 


 


 韓の企業では、任せられたことだけをうまくやり遂げるだけではなく、自分で仕事を1見つけ出して前にどんどん進めていくクリエイティブな人材を求めている。



 サムスングル
プは「オプンな心、オプンな頭、オプンな行動」、現代グルプは「挑、創意、熱情、協力、グロバルマインド」、LGグルプは「覇、創意性、際的眼目と能力」というように、大手企業ほど「柔軟」で「創意力」を持つ人材を求めている。


 


 韓政府も人材養成プランとして、やれることを自ら見つけ出して取り組み、それを解決・発展させていくような人材の育成を目指している。


 


 200812年のIT政策である「NEW IT略」では約280億円を投入して、さまざまな分野の知識を持つ融合型人材を育てるとしている。放送と通信の融合など、融合連プロジェクトリになれる博士クラスの人材を5年間で2万人養成する。添付画像


 


 また、「年リ10万人養成」計も明らかにし、約120億円をかけて高い成長率と雇用が見める未産業を掘していく計もある。未産業とは、文化コンテンツや新再生エネルギ、環境産業、グリIT、半導体や情報セキュリティなどのユビキタス都市建設に必要なIT融合、先端療、バイオ、ロボット、知識サビスなどである。げて文化、芸術、科分野の創意的な人材養成ができる育環境を作るとも表している。


 


 IPTVをはじめ放送と通信の融合が始まると、映像やコンテンツ、音といった芸術分野の知識がある社員が必要となってくる。大手通信社のKTは今年初めて芸術職を募集する。通信技術の基礎と芸術的な感性を方持っている融合型で創意的な人材を欲しがっているが、なかなかいないようだ。そこで、欲する人材を獲得するために、企業が大に特定の部を設立することも行われている。そ部に成績上位1%の優等生だけを入させ、奨学金に生活費も支援し、企業に必要な勉をさせて卒業生全員を採用するという手法だ。


 


 韓では政府も企業も「融合型」「創意的」人材を調している。だが、これにより、全民が「創意」の一化を要され、競オンリの社になってしまうのではないかと心配する。

(趙
章恩●取材/文)


 


 BCN This Week 2008年10月20 vol.1256 載] Link